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エドゥアール・マネ / メトロポリタン美術館
【詩】忘れられた首
誰かが首を忘れていった
錆びたネックレスしたやつ
乾いた笑い声が響いて
バケツ持って雨を待つ人々
焼け爛れた瞼 剥がれ落ちる肌
俺の仕事だから 俺の役割だから
穴に埋めていく人形たち
頭上で輝く炎 仲間を売って暮らす日々
庭の花に水をあげる 子供達が笑う
誰かが首を忘れていった
腐乱臭放ってるやつを
憎しみと共に空に豆撒いて
降らない雨をひたすら待つ人達
焼け爛れた瞼 剥がれ落ちる肌
俺の仕事だから 俺の役割だから
穴に埋めていく人形たち
頭上で輝く炎 仲間を売って暮らす日々
庭の花に水をあげる 子供達が笑う
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