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診断書 握りしめてふやけてしまった 診断書 持っていくので待ってて欲しい 大量に海を流れる…
人に言えないことしようよ 羊水に溺れるほどのことさ 人に言えないことしようよ 無常も水に押…
まだ言葉にしないうちはよかった真空 目やにつけて歩いていられた まだ形を作らないうちはよか…
夢を遮るトランペット 羽根なんてすぐに生えてきそう 年甲斐もなく落ち込んでみたり うち帰っ…
やめやがれ 俺の前で米をちらつかせるのは やめてくれ 俺の前で火をちらつかせるのは 計算を…
夏の準備ができたら 夏の準備ができたら 首絞めるロープ持ってこよう 馬糞臭い坂下って ララ…
街で体売る人 生ぬるい風まとって 街で体売る人 ねずみが前を横切った 誰も振り返らない 誰も知らないフリ 誰も振り返らない 後ろ足で砂かけて行く ぽっかり空いた瓶の底 流し込むウイスキーがびちゃびちゃと溢れる ぽっかり空いた瓶の底 優しさとか憎しみとかも溢れていく 歩くたびにつのる疲労 歩くたびに砂ぼこり むせる階段の踊り場 すれちがうちんどん屋 友達の友達のカバンにぶら下がって キーホルダー引きちぎって眉間に刻み込む傷 街で体売る人 生ぬるい風まとって 街で体売る人
雨の中自転車がふらついている 通行人に構わず揺れている ビニール傘に穴が空いている 明日死…
袋の中に入ってこのまま息の根止めたいな 一緒にラリってくれ 別の誰かになって陽の光浴びてみ…
米を持ってこい 米の次に銃と水 目の前を横切る魚を捕まえる 頭上から滴り落ちる水滴が頭をう…
これからよろしく そんな言葉もだんだん合わなくなる ただ盛られた土のように 首を傾げた草の…
空の棺引いて なんでもないところで転ぶのは とても上手くできる 誰よりも 空の棺引いて 死…
大袈裟なタイトル 大袈裟な風呂敷 彷徨うダブリナーズ 閉まらない扉 空き缶蹴飛ばして 他機関…
ミミズの死骸が横たわる雨上がり 多分明日も晴れるんだ 明日戦いだって終わる気がしてる 明日のことなんてどうだっていいだろう 道がひん曲がって立って知らない 明日の晩餐に間に合えばいい 世界の鼓動を 押し倒して 世界の可動を 蹴り飛ばして 世界の振動を 感じて 行ってみればわかるじゃない 糞虫が通る 小径が 月がひん曲がってるような夜 明日の占いによっては この歩みも止められるって気がしてる 今日のことなんてどうだっていいだろう バケツの穴から間抜けに漏らす酒 明日の晩
