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2022年8月の記事一覧

【詩】時計の針をみつめて

もうどうしようもない夜が 多分これからも来るし チャーハンをベチャベチャにしてしまう そん…

masanote
1年前
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【詩】段ボールと泥おにぎり

エスカレーター通りの古い段ボール 今日は暑苦しくて眠れない 星空は見えないのに 氷を被りた…

masanote
1年前
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【詩】白い花は兵士の死んだ後に咲く

肥溜めへ真っ逆さま 頭は常に鈍い 50円の水の前で立ち尽くす 目ヤニだらけの視界 猫がチャー…

masanote
1年前
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【詩】ブラックプール

ブラックプールに沈んで 潰れた毛虫と一緒に浮かぶ ゴミカスが浮いた水面は 空のように 顎が…

masanote
1年前
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【詩】アルバトロス

この夜道 この駐車場 けもの道をゆくのは誰 イヤホン線路に落として 今日も元気はない 空い…

masanote
1年前
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【詩】一緒にいたくない

やめた方がいいと思う もうこうやって一緒にいるのは やめた方がいいと思う お互い顔も見たく…

masanote
1年前
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【詩】光に導かれて

誰もいないフロアー シミだらけの壁 窓に映る死体のような表情 後処理のことなんか考えられない うがいしてもどうにもならないほどの 頭痛の種となる口の苦味 頭振り回しても外れるのはネジだけ 俺も壁のシミになって消える価値の苦味 バケットいっぱいのパン 頬張るおにぎり それらは記憶の彼方にさえない 砂まみれのTシャツ 腐乱死体のようなナリ サンダルの紐は切れっぱなし 駅のベンチで凍えて死ぬる 一口サイダーちょうだい 水も最近飲めていない 一口おにぎりちょうだい 何も頭を蹴

【詩】怖い気持ちしかない

冷蔵庫の音が鳴っている 恥ずかしいこと思い出して奇声を上げる 寂れたビリヤード場のコーラ …

masanote
1年前
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煎餅のしける音

雨晒しの毛虫とかみみずとか そんなこともあるよね 誰にも顧みられず消えてくなんてことは こ…

masanote
1年前
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粗大ゴミを生み出すカーブ

あなたのおやつは何色 寝ゲロはどのくらいしたのか カナブンみたいな色の未来 空を飛んだ羽虫…

masanote
1年前
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生まれてはみたけれど

ガレー船引き連れて 生まれた村、街 健忘症 至る所に花びらの跡 この花が咲く頃、音楽が終わ…

masanote
1年前
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白いクレヨン

精算したい関係とか 手を切りたい愛人とか いっぱいあるかい 全てをかけて抱き止めていたいも…

masanote
1年前
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でっかい穴

うなされて起きた朝 起きがけにコーヒーを一杯 今日もドブをかきにいく 競馬新聞片手に通り過…

masanote
1年前
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そのボタン

人格を変える薬を飲んでみたい 別の誰かになって大いに楽しむ 人格を変える手術を受けてみたい 別の誰かになって大いに楽しむ どこか楽しめる家を建てて 生きやすさ享受する 生きやすさの前では無力なソウル 反省なんてしない 振り返りもしない うじうじ悩む必要もない さぁやれ ラグジュアリーな生活送り 弱い者を平気で殴る 今君がやってることなだけ 坂道を転げ落ちてった 品性とか本当の気持ちとか 気高い魂だとか それを惜しいとさえ思うのかい 君は金と共にそう見られているのに その