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うつ病日記 1ヶ月が経って思い知る

昨日の続き

そんなこんなで、1ヶ月ほど家にいる
途中遠距離彼女が来てくれた5日間ほどを除いて
ほぼ1人、というか完全に1人だ
たまに買い物に行った先でレジのおばちゃんと交わす

「袋はいりません」
「お会計は〇〇になります」
「カードでお願いします」
「こちらレシートになります」
「ありがとうございます」

といった会話以外に話すこともない
彼女が戻った後のルーティーンは
朝ベットからなかなか出られず
昼前にもそもそ起きだして
食事をとって
たまに部屋の掃除なんかをして
食料が尽きたら買い出しに行って
暗くなったらNetflixで気になる映画やドラマを観て
再び眠りにつく

とにかくこの繰り返しだ
本によると規則正しい生活と早起きを心がけてとあるが
これまで日の出と共に起きる超朝型の自分が
朝起きられなくなるとは思ってもいなかった

ちなみにショートスリーパーで
健康な時も5時間程度しか寝ていなかったのに
今じゃ毎日10時間以上眠っている

いつまでもこのままじゃいけないと
1週間ほど前から、天気の良い日は
30分ほどジョギングをはじめてみた
うつ病になるとセロトニンと言う物質が不足するらしいのだが
日光浴と運動はそのセロトニンを増やす効果があるらしく
1ヶ月寝て過ごして、落ちた体力の回復もかねて
一石三鳥の効果があるはずだ

こうして日に日にメンタルは上向いている自覚はあるのだが
職場復帰を思うとまだ気が重いのが現状だ

診断書には「 9月末までの休養を要す 」と記載されており
とりあえず会社の方には、その方向で話を通してあるから
まだ、そこまで焦らなくても良いかもしれないが
私自身、人生の大きな節目に立たされていると感じている

うつ病の期間は、とにかく思考力が落ちているから
大きな決め事は先延ばしにするのが良いと
どの本にも書いてあるが、現実今がその大きな節目に立っていると思うと
大きな決断をすべきときなのかと悩む日々だ
本当はそんなことを考えずに、治療に療養に専念すべきなのだが・・・

うつ病の原因を考えてみた
きっかけは、仕事だ
大きなストレスがかかっていたのは間違いなく事実だ
だがこうして1ヶ月が経ってみると
原因はそれだけじゃないと、いやでも気がつく

仕事が主要因なのは間違いないが
それ以外の、離婚に始まって私を悩ませ続けてきた現状
これも大きなストレスとなっていることは間違いがない

長男からは相変わらずなんの反応もないが
相手方から、5月に取り決めた養育費の入金前に
長男の様子がわかる写真を送って欲しいとの約束に応じて
1枚だけ写真が送られてくるようになった
これまで、3枚の写真が送られてきたが
いずれもマスク姿を斜め後ろから盗み撮りをしたような写真で
長男の表情を見ることはできない
わざとやっているのかとも思ったが
おそらく正面から写真を取れるような
親子関係ではないのだろうと勝手に推察する

夏休みに入って送った長男宛の手紙の中に図書カードを入れてみたところ
それまで既読にならなかったチャットに既読マークがつき
「熱中症に気をつけてね」のスタンプが送られてきた
それに返した返信について既読がつく事はない

次女からは、仕送りや手紙の際に
ぽつらぽつらとラインでメッセージが飛んでくるが
電話するねのメッセージはあったものの
実際に電話がかかってくる事はない
まあ、思春期の娘なんてそんなものだろう
ある意味これくらいの反応が正常だと思う

問題なのは長女で、次女と同じタイミングで
仕送りや食料を送っているが7月2日にLINEでメッセージが来て以降
送ったメッセージが既読になる事はなかった

その間、8月末までに3回ほど葉書と手紙を書いた
最後に出した手紙に、図書カードと、
「無事かどうかもわからないから、
   せめて既読だけでもつけてくれたら安心します」
と書いたら、LINEに既読だけがついた

そうこうしているうちに
8月末、長男の写真とともに
相手方から、長女の大学の後期分の支払いの催促がきた
期限は9月中旬、5月に学費については半分ずつをお互いに支払う取り決めをした

少し考えて、大学のHPをチェックし
WEB上で前期のテストの成績が確認できることがわかったので
それをスクショで送るように相手方と長女にLINEで伝えた

我ながら、いやらしい性格だと思う
学校に行っていることを信じたいが
高校時代も2年ほど登校拒否を続け
大学も登校できずに進級できずに
奨学金の権利をみすみす手放してしまった長女

なんとか卒業したいから頑張りたいという長女に
それならば学費と仕送りをなんとかするから
不足分はバイトで補って頑張りなさいと3月に話し合った

その際に、私は条件として
仕送りのタイミングでいいから
月に一度は近況報告をすること
イベントごとなどの時は写真なども送って欲しい
と言うような条件をつけた

そして今、7月2回以降
長女からは一言のメッセージもない
LINEが1度既読になっただけだ

その間、仕送りを2回、食料を3回、葉書と手紙を3回送った
アルバイトで疲れているのだろう、
試験で大変なのだろうと、自分に言い聞かせていたが
まるで反応がないこの状況は、私にとってかなりのストレスだ

離婚前、相手方と子供達が一緒になって
私から逃げるように子供部屋に籠城したことや
離婚後、面会交流を望む私からの連絡を
ことごとく無視し続けた相手方
離婚後3年間、実際に1度も叶うことのなかった子供たちとの面談
私は、自分のアプローチに対して反応がないことに
過剰に反応する

ほっておけばいいのにと思うが
3年間養育費だけを毎月毎月払い続けるだけの状況に
搾取されるだけの理不尽さに強烈に嫌悪感を抱いてしまうのだ

離婚で傷つけてしまった子供たちに
親に対する不信感があることも当然だと思う
本来であれば、親として
見返りを求めない無償の愛を提供すべきだとの思いもある

だが、長女よ
君の対応はあまりに塩対応すぎやしないだろうか・・・
人として、お礼を伝えると言う最低限のマナーくらいは
守るべきではないだろうか


流石になんの音沙汰もなさすぎると心配になり
今日、次女にLINEで長女と連絡が取れない旨を伝えてみたところ
「 自分にも返信はないけど インスタを見る限りは元気そうだよ 」
との返事が返ってきた

「 インスタあげてるんか〜〜〜い 」

心に閉まってあった思いが、頭をもたげた
おそらく長女は、学校に行ってない
いやもちろん今は夏休みだから行かなくていいのだが
思うに、前期の試験を受けていないのだろう
成績を見せろと言ったので、おそらく回答のしようがないのだと思う
このままおそらく、なんの返事もしないまま
私が期日までに仕送りと学費を振り込んでくると たかを括っているのだ
そう、確かに私はそんな甘いところがある父親だった

でも今は違う
私にはもうそんな心の余裕も財布の余裕もないのだ
もはや私は、子供に無償の愛を提供するどころか
娘の動向を疑ってかかる父親なのだ
背に腹は変えられぬ
自分の先も見えなくなりつつある今
出費は極力抑えねばならぬのだ

仕事のストレスが原因と仕事を休んでみたものの
それと同じくらいのストレスが
相変わらず私の心を蝕んでいることを
1ヶ月休んで思い知ったのだった

ああ、人生の先が全く見えなくなってきた・・・
どうしよ・・・


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