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失格男は永遠に失格男のままなのか

ノーターさんからのコメントを見て考える

目指すべきところはどこだ?
子供の事を第一に考える
コレが理想なのは頭では理解できる
だがそのために相手方と信頼関係を構築する

今の失格男にコレは正直難しい
本音と建前を使い分ければいいのだろうが
相手方の行動はあまりにも不可解で理不尽だ

この春、相手方は自分の生まれ育った関東の地元に長男を連れて引っ越しをした。
『今払っている賃貸の家賃分を長女の仕送りに当てたいから』
と言うのが理由の第一だったようだ

だがその引っ越しは、まるで冗談のような顛末を迎える

引越しの日程は、たまたま偶然長男と同じクラスになっていた、私の高校時代の友人のお子さんからの情報で知った


事前に引越しを考えている旨は、3月の相手方とのやり取りで聞いたていたが
その際に私は相手に頼んだ


「引越しはそちらの自由なのでとやかく言うつもりはないが、、せめて事後の連絡ではなく、事前に知らせて欲しい」と


長男が離れた街へ引っ越す前に、さよならを言う機会が欲しかったからだ

相手はその際は了承したが、結局引越しについては私の友人が教えてくれただけで、相手方からの連絡はなかった、、、

さよならを言う機会もくれない相手方


そして引越し当日の夜
以前の記事にも書いたが、相手方から突然連絡が入る。
実家に着いたところ、家が汚くてとても荷物を受け入れられる状態では無いと言うのだ

実家は4LDKの戸建てに独身のお兄さんが1人で住んでいる。
以前訪れた際も、掃除などは一切しないタイプの人のようで愕然としたが、家は見事なゴミ屋敷と化していたようで、その日相手と長男が泊まることすらままならない状態だと言うのだ。
途方に暮れた相手は、私に長男を育てられないかと、聞いてきた。
もちろん二つ返事で了承したが、結局その話はなくなり、それきりパタリと連絡は来なかった。

それから、2ヶ月ほどだった頃今度は長女の大学の学費の支払いの件で連絡が来た際に相手方が言うには、その後はビジネスホテルに避難し、何十万もかけて部屋の片付けと掃除を行い、同居してみたところ、当てにしていた生活保護が、同居のお兄さんが仕事をしているため支給されなくなる事を知り、結局実家を出てアパート暮らしをしていると言うのだ

ちなみにその時の連絡は、長女の学費の件で、引っ越しで沢山お金がかかって、相手方の支払い分が用意できないため、不足分の30万を私に払ってくれと言う連絡だった

これはこのわずか半年の間に起きた出来事だ

結局今回の引越しは、長男を慣れない環境に放り込み、実家のお兄さんの家が片付いた(その費用をお兄さんが出した様子はないし、おそらくすぐに元通りのゴミ屋敷になるだろう)だけで
当初の目的だった、家賃分を長女の仕送り似と言う思惑は、変わらず賃貸暮らしで無くなり

しかもその賃貸アパートは、隣室から早朝フィリピン人が大声で電話する声が筒抜けでうるさくて目が覚めるような環境らしく(それも相手方から知らされた、なんのために知らされたのかは不明)いったいなんのための引っ越しだったのか???

お兄さんが、『部屋が片付いたなぁと』思った事以外に、いい事はあったのだろうか?と思わざるを得ない

こんな計画性も合理性もない相手を、私は信頼できるだろうか?
正直親権を取らなかった事をものすごく後悔している

『何やってんの?』
としか思えない

長女の学費は今後もどうせ用意できないだろうから、私に払えと言ってくるだろう

そうしてお金だけを払わせるが
信頼できない父親だと、子供たちにはすり込みを続け、子供からの連絡はこの3年間同様、今後も来ることはないだろう


最近、親元を離れた次女から、都度都度お礼の連絡が来るようになったのは、おそらく次女が父親が普通に自分たちの事を気遣っている事に気がついたからだと思う。
反面、相手方の連絡に次女が返信をしなくなったのは、相手方のそう言ったところに気がついたからじゃないかと勝手に推察する



話を元に戻すが、私はこんな相手と信頼関係を築けるのだろうか?

そんなめちゃくちゃな生き方をして、子供達の人生を振り回し(私にはそう見える)
お金がかかる時は平然とこちらに請求してくるが、礼を言うわけでもなければ、子供達には信頼できない父親だと刷り込んでいる人間をだ

この春、離婚から3年目に到達した境地は、
『もう相手とは関わらない方がいい』だ
他人である相手の生き方を、私がどうこう言う筋合いではないし、助ける義理もない
何をやっても、お金を払っても文句しか言わないし、ことある事に私をディスる人間だ

間接的に子供にかかる費用は取り決めた学費も、相手が用意できなければ、さも当然のように相手から請求が来るため私が払う事になるのだが、それは相手にとっては当たり前のことで、私のことは変わらず信頼できない父親だと子供達に刷り込み続けるのだろう

こんな理不尽なことが許されるのか?
別居親だから我慢するしかないのか?

残念な事に、現行の日本の法制度の下では
親権を取らなかった以上、それは仕方のないことらしい、私と子供たちとは法律的には他人で、わたしは足長おじさんよろしく、お金を出す以外に何か権利を認められる訳ではない

相手方の気分だけで、面会交流の機会すら得られないこの状況が3年半も続いている

人生は理不尽で不公平だと知っているが
別居親のそれは、あまりに残酷すぎやしないかと思わざるを得ない

コレを書きながら思ったが、日本の養育費の支払い率は24.3%で先進国の中でも極端に低いそうだ

以前は無責任な父親が多いのだなと思っていたが、その半分くらいは、私のようになんの権利も認められない事に嫌気がさして、支払いを止めたのではないだろうかという気がしてきた、少なからずそんな父親はいるだろう。私も何度も心が折れそうになったことがある

それほどに別居親の権利の扱いは法律的にも雑すぎると思う

しっかりとお子さんを育てているシングルマザーの方も沢山いるが、そうでない人も同じくらいいて、私の元相手方は後者の方だと思う

子供が生きてる事だけで良しとして
感謝をすればいいのだろうか?
そりゃもちろん子育ては大変だ
それだけでも感謝に値するだろう

それができないのは、私の器が小さいからなのだろうか?


とりあえず、相手へのアプローチはやめた
何を言っても通じる気がしないからだ

感謝を述べても、今の私では上っ面だけの感謝にしかならないだろう


代わりに、長男への手紙に、相手から
『好きな本なら読むようです』と言う情報があったので(この情報をくれた事には感謝すべきだろう)

『 ママから好きな本は読むようです、と聞いたので図書カードを同封します。好きな本を買って読んでくれたら嬉しいです』
と書いてみた

そうか、今気がついたが、こうした小さな感謝を相手に伝えればいいのか、、、?

相手のめちゃくちゃなところはなくならないだろうし、考えても腹が立つだけだから、忘れてしまえばいいのだ、まずは小さな感謝をする事からはじめたら、良いことがあるかもしれない、、、?

いや、相手に期待するのはやめよう
次々と子供が欲しいもののリストが送られてきそうな気がする、、、


とりあえず子供達と直接信頼関係を築く道を探ろう
今は手紙を書いたり、仕送りを送ることしかできないが、それに子供たちが直接反応する日を待つしか無さそうだ

親権を取らなかった親にできることは
どうやらそれだけの様だから

理不尽さを感じずにはいられないが
世の中は不公平で理不尽なのだ

父親失格男は永遠に失格男のままなのだと思えば、腹も立たない

以前はその事に愕然として落ち込んだものだが、今は、「まあそう言うことか」 とため息が出るくらいにこの状況に慣れたと言えるだろう

離婚を考えていて、親権を持たない予定の親御さんに、声を大にしてお伝えしたい

『あなたの権利な何も認められませんよ』と

愚痴だらけの長文、最後までお読みいただきありがとうございました

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