この本について
テック業界でよく耳にする「ネットワーク・エフェクト」についてさまざまな会社の事例を参考にしながら解説する本。
第1章の「ネットワーク効果」と第2章の「コールドスタート問題」は非常に参考になった。今後の教科書として使用していきたい。
なぜ買ったのか
会社を始めるに当たり、なにかヒントがあると感じた。特に顧客ゼロから始めるに当たり、どういう風に大きくするのかについて解説がありそうだったから。
本の中での学び
ネットワークエフェクト(効果)とは
本の中では電話の話があり、電話は多くの人が使えば使うほど価値を持つ。Lineやメールも同じだ。
ネットワークエフェクトを発揮するための2つのものを紹介している。
ネットワーク効果の常用性について以下のように述べている。
本書はネットワークの効果を5つのステージに分けるていて。「コールドスタート理論」と著者が名付けたフレームワークをベースに様々な会社の事例を交えつつ解説していている。
5つのステージ
1. コールドスタート問題
2. 転換点
3. 脱出速度
4. 天井
5. 参入障壁
コールドスタート問題
既存ユーザーが少ないから新規ユーザーが定着しないという、好循環とは真逆の作用を、本書では「コールドスタート問題」と呼んでいる。
ハードサイドのユーザ
アトミックネットワーク
アトミックネットワークを作るために以下のことが重要だと述べている。
成功するネットワーク製品について
今後にどう活かすか?
「最小限のプロダクトでニッチな領域でニッチな場所から始め、徹底的にやる」ニッチな領域をどう定義するかについて考えていきたい。