スポーティーセビー(3/10)
「スポーティー」の代名詞・世武裕子。いよいよ渡仏が近づく(つもり)となると、わたくしの中の広島プライドが兎に角しゃしゃってきて、広島東洋カープ生観戦を少しだけお休み(スポナビで結果は確認するが)してまで広島スポーツ物語を髄までしゃぶり尽くすのだ!という勢いを見せる。
朝からボートレース宮島へ足を運んだ。去年甲子園球場に遊びに行った時に出会った和田兼輔選手が出走するということで、宮島でのレースが観たいとかねてから心の片隅にその気持ちをそっと置いていたのだ。
素晴らしい景色が堪能できる場所で、スタッフの方々も本当に手厚く出迎えて下さり、さっぱり買い方の分からないチケットの買い方も教えて下さり、鯖の味噌煮定食も頂き、館内をウロウロしたり、楽しい時間を過ごした。
和田選手(競艇って選手呼びするのだろうか?)は2着でゴール!和田さんの何を知っているわけでもないが、何となく、会話している時の姿とか話し方、表情が走り方にもリンクしていたように思った。
モノづくりだけに限らず、あらゆる表現にはその人そのものがモクモク形になってくものなんだなと面白く思えた。身軽な感じでコンパクトに中心に向かって行くんだけど、ふとした時にダイナミック。私の和田さん像に結構近かった。
帰りには、昨日テレビ派で取り上げられていた、大野寮の104号室再現コーナーが宮島の情報センターに展示されていたので、それを観た。ちゃっかりTシャツの抽選クイズにも参加。久し振りの宮島港は驚くほど近代的に洒落た感じになっていた。
車を飛ばして市内に戻り、(住本)明日香さんや珠居(亜弥)さんのお茶現場に少しお邪魔した。背伸びのない同世代トークで軽く近況報告をしあいながら私はグリーンアリーナへ。グリーンアリーナといえば、西野カナちゃんのツアー、Mr.Childrenのツアーでステージに立った場所だ。すっかり具体的な記憶が欠けていたのだが、館内に入ると鮮明に思い出されるものがあった。ソー・エモーショナル。
広島ドラゴンフライズの試合を初めて観た。
私の弟は元々ミニバスで滋賀の選抜に選ばれていて、バスケ推薦で高校に入り、大学にも入り、社会人バスケがやりたくて就職したのだった気がする。(弟とは年が離れていて、彼が小学生の時に私はパリに行ってしまったので結構知らない事の方が多いので断定は避けておく)
たまに家のリビングに行くと、レイカーズの試合のビデオが流れていて、その時期の選手だけはちょこちょこ知っていたりする。スラムダンクが流行っていた世代でもあるわけだが。
色んなイベントやコーナーが盛り沢山で、かなり長い時間グリーンアリーナにいたと思う。個人的にはギュッと凝縮してもらい、試合に集中したい気もあるけれど、選手にとってそれはハードすぎるのかも知れないなと思う運動量だった。
森(拓磨)アナウンサーにちょこちょこ解説してもらいながら観たので、最低限のルールとか、状況や戦略のことをこじんまりと齧れて楽しさが増したと思う。
森アナの解説は、カープの試合を一緒に観に行く時にもすごく良くって、やっぱりゲームそのものの仕組みの面白さがスポーツの面白さだなと思う。
試合が終わって腹ペコのまま、皆んなでカープ鳥きのしたへ行った。久し振りの木下さんは相変わらずスマートなカーネルおじさんみたいで、とても優しくて面白くて、カープのレジェンドなのに気さく。
今日もすっかり、夜が深くなってしまったね。
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