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世武YouTube事情/過去イチ感動した動画(6/15)

普段、音楽を聴くよりYouTubeを観ている時間の方が圧倒的に長いと思うのだが、私がなんとなく気に入っているのはギャルの皆さんや関西男子がただただ喋っているだけのチャンネル(企画とかネタがなければないほど好き)
これらは、その人たち自体に対する好感度のみで興味が持続しているパターン。とうあ氏、になに氏などが該当。
*性格的にわりと群れないタイプの人が好き(というかシンプルASD気味)なので、マイペースにマイスペースを大事にしているような面白いけど魂が素朴で地味な民を好む

それから野球系。里崎智也氏、高木豊氏、古田敦也氏、ダルビッシュ有氏などの個人チャンネルと、金鯉チャンネル、カープ公式、パTV、虎バンなどをチェックしている。

で、最も時間を割いて観ているのが医療系のYouTubeだ。色んな分野の医師の先生方によるチャンネルはとても面白い。話している内容も立ち居振る舞いもなんだ居心地が良く、学友と話しているような気分になれる。(医学部卒でもなんでもない)

でもほら、バイオリンやピアノを趣味にされてる医師の先生方が多いのは、芸術との親和性が意外とあるからだとも思うのよ。do ?

中でも、これまでのYouTube動画で最も感動的だったものを最後に紹介したいと思っている。その動画を観て頂いたあとに私の日記なんてとても読めたものではないので、リンクは最後に貼るといういじらしさを見せておく(せこ)。

職業に優劣などないと思って生きているつもりだが、こういう医師の先生方(と、そのチーム、医療従事者のみなさま)をどこかで特別に敬ってしまっている部分はあるかもしれない。

基本的には誰の命も直接的には救えない音楽家である私だが、動画に登場される益田先生や上田教授の仕事スタンスには共感するところが多くて、その意味でも首がもげそうになるくらい上下にうんうん動かしながら「ここに、仕事の哲学の全てが詰まっている」と感極まった。

強いて言うなら、作曲家(映画音楽はある意味で特に?)の仕事は精神科医の先生とは多少親和性はあるかもしれない。

「どんな鋼のメンタルを持った人でも、病んでしまうことはある」と先生方は仰っている。この”誰にも平等に迫る危うさ”には私も日頃から強い警戒心を抱いており、サウンドトラックを作る時はセルフケアを特に念入りにするようにしている。

メンタルがひどく落ち込んでいる人たちの物語に音楽をつける時は、自分のメンタルの管理がとても重要だ。例えば撮影中の俳優さんたちの性的なシーンに「インティマシー・コーディネーター」さんがついてケアすることが日本でも増えてきたが(いいことですね!)、そういう役割を自分自身でやるようなイメージ。

主人公たちにメンタルを引っ張られて落ちていかないように、それこそ制作中は医師の先生方のYouTubeは頻繁に活用させて頂いている。

こういう制作時は、曲を書き終えた瞬間「はい、じゃあご飯でも作ろ〜っと🎵」とか「デート行きたいな♡」とかいう気分には全くならない。大好きな野球とか推しのギャルたちの動画を観ても何も響かないし入ってこないのだ。別人のようにオーラが焦茶色になって常に上の空なので、心配をかけたり不快な思いをさせないようなるべく人と会う予定も入れない。私も辛いし相手も辛い時間になるだろう。

だからこの仕事をしている限り、パートナーと生きることになっても別居していたいとか、昔のトレンディドラマ(とか全然観て育ってないんですけど)みたく「同じマンションの別の部屋」とか良いよねとか、ひとりファンタジーに勤しんでいる。

というわけでお待たせしました、本日の真打!ぜひ言葉を逃さず観て頂きたい素晴らしい動画です。

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