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鯉党の集いと、ささやかな嘘 (1/6)

今日は筋トレに行く日だったのだが、病み上がりだったので断念。鯉党の友人(生まれも育ちも広島)に招かれて鍋を頂いた。豚肉とレタスだけのシンプルなお鍋は出汁がよく出ていて箸が進む。私は鍋(など)にポン酢(など)を使いたくないタイプで、他にもソース、ケチャップ、めんつゆなども家に常備していない。ノリが悪いと場を白けさせたくない(通常、それらの調味料が愛されていることは認識している)ので、普段は「ポン酢さえあったらなんでも美味しいから日本食ってすごいよね!」など、誰も傷つかないのだから許して欲しい軽めの嘘をついて暮らしている。

話を鍋に戻すと、今日の鍋も何ら調味料を足さずとも美味しかった。美味しかったのだが……豚肉最後の一枚で魔が差し、黒七味を振ってみたところ、なんとまあ!これってもう終わり?最後の一枚?本気?と言う具合に、もっと前からこれ振っときゃ良かったなぁと見誤りを認めざる得ない衝撃。きっと次回の鍋をお楽しみにってことなんだね、と都合良く自分の決めつけを誤魔化して完食。(決めつけって良かった試しないから、本当に気をつけて to myself )
クレソンの白和えや、サラミやディルがアクセントになっていたポテトサラダがとっても美味しかったことも、写真と共に書き残しておく。

シンプルで具材の少ない鍋
前菜が美味しいと幸せになる


私はあまりアルコールを飲まないが、シャンパンのお祝いはテーブルが華やかになり素敵で、ケーキまで買ってくれていたことに感動した。誕生日は幾つになっても嬉しい。「大人になったら誕生日などどうでもいい。」とクールに言い放つ人を、強がりか照れ隠しなのでは?と実はずっとちょっと疑っている。祝われて嬉しくない人いるの?クールすぎない?

こちとら、あまりに自分の誕生日を意識しすぎて、逆に誕生日当日に予定を入れることができないでいる。うっかり予定の相手になってしまった人の重荷になるのではないか。どうやって祝おうかと相手のプレッシャーになるのではないか。と考えるからだ。大体の場合、「今日誕生日だったんですね〜おめでとうございますー。で、早速スケジュールなんですけど…」とか秒で終わるというのに。多分みんなクールすぎるんだ。大人になるのは寂しいぜ。

食事中はYouTubeでカープのお正月特番と、TAUでの矢崎拓也投手トークショーなどを流して観た。カープファンにはお馴染み・金鯉チャンネルでは、私がコメンテーターとして火曜日に出演している広島テレビ局の情報番組"テレビ派"で、先月登場した松山選手の回がUPされている。私も晴れてカープ公認YouTubeチャンネルデビューを果たしたわけだが、これから何度元号が変わろうとも、こればかりは長く熱く語り継がれることとなるだろう。
今のところ、周りの友達からの「え、広島行ってまじ何してんの!ウケる〜」と言う声しか聞いてないが。


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