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寝込んでおります手短に/ノーヒットノーランおめでとう(6/7)

魔の体調不良により、今日は一日ずっと寝込んでいた。
20時頃にようやく、身体を斜めにしながら頭痛を誤魔化してシャワーを浴びた。気持ち良かった。

欧州はウイルスが強い気がする。メトロに乗ったり、人混みに繰り出したりしなくても、流行っているウイルスは絶対にもらってしまう。

体調を崩した時に、心配の声をかけてくれる友人と、こちらのことなど構わず自分の話ばっかりの人がいる。
相手にいちいち言わないけれども「あゝ....」と、まるで昭和の文豪か吟遊詩人のように吐息に声を薄く混ぜながら、距離感が微調整される。自分の意志で微調整するのではない、自分の肉体や魂によって微調整されてしまうのだ。

体調を悪くすると相手がよく見える。楽しい時や元気な時にはわかりにくい。え、それほんと? -分かっているよね、本当は。
そう、本当はとっくに気づいている。

普段の些細なやり取りで"そういう"違和感を持っている相手ってだいたい後者だよなぁ。人の良いところを見ようとするのって美徳ではあるけれど、見切るタイミングが大切よ!

今月中に書き切りたいサウンドトラックやら、完成させなければならない広告の音楽がいくつかあるので焦るが、「あんたは後からいくらでも挽回できるんだから、焦らず休みな?」と自分に言い聞かせてみる。


まだ実際の制作は先ではあるが、映画の脚本が国際EMS便で届いた。
私がこちらにいる事で、色んな人に少しずつ不便な思いをさせている。その事実を蔑ろにせず、忘れないでおきたいと思う。

仕事に甲乙も上下もないが、体調不良が言い訳にならない仕事の厳しさを痛感する。
特に最近は、会社員という身分の人が羨ましいと思う機会が多いからだろう。

今日は寝込みながら、大瀬良投手のノーヒットノーランの素晴らしい試合を観た。苦労の多い時期も過ごされていたと想像するに、広島中が湧くのもよく分かる。私も湧いたさ。おめでとうございます。
ここぞの小園さんのヒットも痺れました。

そんなわけでおやすみ!(寝てばっかりだけど)

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