突然ですがアバランチを占ってもいいですか？ -牧原大志編-

アバランチを占ってもいいですか三人目は、アバランチのIT担当、マッキーこと牧原大志。

羽生やリナと違い、ドラマの中でマッキーの履歴書などは出てきていないので、
マッキーを演じる千葉雄大さんの生年月日を利用します。

千葉雄大
1989年3月9日／宮城県

これまでのホロスコープは、占う相手の生年月日から結果を導きだしていました。
これをネイタルチャート（出生図）と言います。

ですが、マッキーの生年月日がわからないため、そのままでは占えません。
そこで、千葉雄大さんとアバランチの2つのホロスコープを利用して、マッキーのホロスコープを作ります。

具体的には『コンポジット』という方法です。
千葉さんの太陽の位置とアバランチの太陽の位置、その中間の場所をマッキーの太陽の位置とします。
このやり方で、すべての惑星の位置を作り、千葉さんの役であるマッキーのネイタルチャートとして鑑定します。

太陽から土星までの星座の属性が「火」と「土」で埋まっていますね。
特に太陽・金星・土星が山羊座であることと、月・水星・火星・木星に火星座３種類がそろっている。

アバランチの中ではPCとSNSを巧みに使い、情報戦に長けているマッキーですが、
ホロスコープで見ると、熱量のある土臭い役に感じられます。

第２話でマッキーがアバランチに参加している理由として、実の姉の不審な死について、闇を暴くためにここにいると宣言しています。
ITや情報に強いのは風星座、特に水瓶座だと言われています。
マッキーには海王星に水瓶座が位置し、その６０度（セクスタイル）に水星・射手座がありました。
６０度の惑星の関係は拡大を意味します。マッキーのなかでITの位置づけは、コミュニケーションの役割であり、そして自分自身の一部になっていると言えそうです。

ここで角度（アスペクト）を見ていきましょう。

太陽・山羊座と月・牡羊座が９０度（スクエア）で厳しい角度をとっています。
また、火星・獅子座と木星・牡羊座が１２０度（トライン）で優しい関係を築いています。
そして、金星と土星（山羊座）で０度（コンジャンクション）なので、互いを強めあっている関係です。

初めに火星座と土星座で埋まっているとお伝えしましたが、やはりその影響は大きいようです。
アバランチメンバーなど、社会的に外に見せている堅実的な部分と、その心の内側にある目的に向かう熱い部分がとてもせめぎあっています。
その内と外のギャップを内包しているところが、マッキーらしい性格を表していると思います。

また、千葉さんのマッキーに向き合う姿勢も、このホロスコープから感じることもできそうです。
火星座が多いところから、この役に対する熱意を見て取れますし、土星座はそれを演じるという成果につなげようとしているように見えます。
飄々として、緊張感ある場面で可愛い笑顔を振りまくマッキーは、その笑顔裏側に秘めるマグマのような想いを、アバランチの活動に込めているのでしょう。

第７話では、アバランチに対抗する極東リサーチにつかまってしまいます。
相手の目的が見えるようで見えず、アバランチは追い込まれている状況で、非戦闘員であるマッキーがどんな活躍をするのか、とても気になります。

次回は、アバランチ第二部を鑑定してみたいと思います。