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突然ですがアバランチを占ってもいいですか? -第二部編 後編-

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アバランチの最終回も放送され、無事終演しましたね。
そして、「突然ですがアバランチを占ってもいいですか?」も最終回後編。
これで最後になります。

アバランチ最終回
2021年12月20日 22:00/大阪府

ホロスコープ

星座_01

星座_02

前回の最後に、月の蟹座に触れました。
第二部が始まった時は、「どの惑星とも繋がらず、堅い甲羅に覆われた内面の月」だったのですが、
最終回になると、天王星・牡牛座、水星・山羊座と関係を結ぶようになります。

月・蟹座と水星・山羊座は180度(オポジション)で緊張感のある角度、
その水星・山羊座は天王星・牡牛座と120度(トライン)は優しい関係になっています。

前回のぽつんとしていた月を刺激するように、土の2星座が寄り添っているようです。

最終回では、様々などんでん返しがてんこ盛りでした。
藤田の羽生に対する行動や山守のアバランチに対する姿勢など、見どころ満載。
きっちりアバランチVS極東リサーチの格闘シーンも盛り込まれていて、
決して希望が見えているわけではないアバランチが最後になって活性化していましたね。

蟹座は、小さなコミュニティを司る星座です。
家族や少人数の組織などをとりまとめ、その生活の居心地を整えます。
最終回になってその蟹座が、世界や秩序を表す山羊座と180度の真反対の位置に現れました。

まさに、大山の属する政府に相対するアバランチを彷彿とさせます。

最後の最後は、国民の声を聞く総理の助けられるアバランチ。
羽生を演じた綾野剛さんは、コメントで全国民に「委ねる」のではなく、「託す」と話されていました。

アバランチは国民の代表なのか、そうではなく象徴なのかもしれません。

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アスペクト

水星と金星が秩序の山羊座、木星と土星が真実を求める水瓶座にいます。
アスペクト的には、比較的穏やかな関係に見えますが、何か一触即発な雰囲気にも見えるのです。
そんな危うい天体全体を、太陽と火星の射手座が引っ張っていこうとしています。

この天体が内包しているのは、ポジティブな影響だけでなく、ネガティブな反応もふくむ進化のエネルギーです。

火・土・風・水、すべての属性が均等に位置するアバランチ最終回には、
まさに”託された”願い・感情、情報や私達生活が含まれているのでしょう。

羽生は病院から出てゆきました。
藤田や大山も、生きています。

アバランチが託した願いのようなものを私たちが受け取った後、
それでも、やりきれないことに巻き込まれた時、羽生は私達の前に姿を現わしてくれるでしょうか。

「正義のチカラ」をもう一度信じていたら、その願いは叶うのかもしれませんね。


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