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桜の季節が過ぎて

桜の木にも葉が茂り、街はすっかり初夏の様相を見せている。

今年の桜については記事にしたばかりだけど、あっという間に桜の季節が過ぎてしまった。
待ち焦がれ咲いた桜も僅かな時間で散ってしまう。この儚さこそ桜の良さであり、何となく日本らしさを感じさせる理由なんだと思う。



新しく家族が増えたり、職場の部署異動があったり、いろいろ忙しい4月。
それでもなんとか日々をこなせているのは僅かでも一人の時間を確保できているから。
音楽を聴きながら撮り溜めた写真の整理をしたり、芽吹き始めた部屋の植物たちの手入れをしたり、睡蓮鉢のメダカたちの世話をしたり。日常は変化に富むものだけど、こうしたルーティンを上手く取り込むことで自分のペースを見失わないようにしている。

ルーティンといえばここ何年かはGW前後にアガベやパキポディウムの実生を楽しんでいる。
特に去年のパキポディウムの発芽率と生育率は高く、グラキリスとカクティペスの子株たちがプラントスタンドの一等地を占有している。
胴切りしたアガベも2株あり、もし子株を吹くことがあったら更に株が増えることになる。となると、いよいよスペース的に詰んでしまう。
今年は現役メンバーの管理に専念することになるかな。


オブツーザの花。
ハオルチアは小さく育てるのが良い。この紫オプトも小さな子株を吹いている。


今年初めて咲いた種から育てたグラキリスの花。
花をつけるまで育ったことが嬉しい。



別の実生グラキリスの蕾。
パキポディウムは自家受粉が難しいというので、この2株を掛け合わせて受粉させればもしかしたら種子が採れるかもしれない。開花のタイミングは微妙なところだけど。

そういえば、去年の秋口に手に入れたユーフォルビア・ホワイトゴーストの挿し木が発根していた。これから夏に向けて生長が楽しみな子が増えた。
そして我が家のアボガド兄弟も順調に育っている。この子たちもそろそろバルコニーに出しても良さそうだ。
サンスベリア・ボンセレシスも伸びに伸びてしまったので少し剪定しよう。

GW前後は実生がなくてもやっぱり忙しい。

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