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賑わう師走の新宿駅東口を足早に歩きながら考えた話

東京都の新型コロナウィルスの感染者数が高どまりを続けており、近隣県でも感染者数が過去最高を記録している。
GoToトラベルも一時停止されるなど、経済対策においては混乱を極めた様相を呈している。この制度を全く利用していないし今後も利用する予定がないので、それがどれほど大変なことか正直なところピンときていないけれど。

身近に重症者や死亡者がいないからか、本当にコロナって流行ってるの?メディアのネタ作りなんじゃないの?と疑う人もいるくらい。
疑っても信じなくてもいいから、マスク着用、手洗い消毒を励行してもらえればそれでいいんだろうけど。
目に見えないものと戦うことは大変だ。

個人的な話では、幸い仕事はコロナの影響を受けずに済んでいる。
私生活においては世間の目を気にして堂々と遠出ができないのが不便と言えば不便。
あと正直マスクは外したい。

もうすぐ正月だけど、帰省するにも周囲の目を気にしてしまう。
90歳近くの祖母は「気にしないで帰って来い。もういつ死ぬか分からないんだから、なるべく顔を見せに来い」と言う。
不謹慎な物言いだけど、人間死ぬ死ぬ言っている時は案外死なないものだ。長生きしてもらいたいと心から思う。
今年は日の並びが悪く4日から仕事がある。強行軍で帰省しても疲れるだけなので、コロナ云々の前に今年は見送りを検討している。お年玉は別の機会にいただくことにしよう。


さて、今日は少し用事があったので仕事帰りに新宿に寄ってきた。
都知事が緊急事態宣言的なものを発表したけれど(したよね?)、人出はいつもの週末と変わらないように感じた。
特に20代の若者の姿が目立ったような気がする。若者はいつまでも自粛できないものだ。分かる。元気なんだから。

人が多い場所に長居をしても家族のヒンシュクを買うだけなので、いつも持ち歩いているXZ-10でスナップを何枚か撮って帰ってきた。
ホントに歩きながら撮っているのでブレているし構図も適当。

適当なんだけど、コンデジで気軽に夜街撮影するのも悪くないなと思ったので、みんなも撮ってみようよとお誘いする話。

カメラの設定が昼間のままだったので、Sモードにしてシャッタースピードを1/60くらいに設定する。ISO感度を800くらいに抑えておくと絞りは開放のF1.8固定になる。
少し明るめの場所でも開放を使いたい。シャッタースピードを1/100くらいにすると同じF値でも露出はアンダーめになっていい感じになる。
とはいえコンデジなので黒つぶれはするし画は粗いけれど、スナップなんてそんなものと割り切って考えている。


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人が出ているから店が開くのか、店が開いているから人が出てくるのか。

この街も一時は自粛してたんだけど、きっともう自粛は無理だろうな。
というか、自粛という言い方は卑怯だ。「自粛」なら自粛しなくても非難される言われはないはずなのに。
同調圧力に弱い国民性を利用した巧みなプロモーションだ。流行らせた人は天才だと思う。


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ええ、寄りましたよ、北村写真機店。

僕はライカ信者だけどライカ原理主義者ではないので、フィルム時代のMで一番好きなのはM5だ。
ズミクロンや沈胴レンズとのバランスは悪いかもしれないけれど、ノンライツのMマウントレンズ、特に大口径単焦点をつけるならM5くらいの大きさがあっても良いと思う。個人的にはTTArtisan 50mm F0.95をつけてみたい。
フィルム巻き上げノブや露出計用の電池室は常時使用しないのだから、M3やM6のようにボディの一等地にある必要はない。吊り輪の位置もライカユーザーからは不評だけど、後期型ではこれが両サイドにもついているモデルもある。僕は吊り輪3つにPeakDesignのアンカーリンクスをつけるので、縦位置も横位置も状況に応じて使い分けることができると思う。

この辺を語り出すと長いので今日はここまで。


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日の丸構図は好きな構図。

新宿駅東口は学生の頃よく待ち合わせ場所に指定していたけれど、よくもこんなに人が多くて合流しづらい場所を待ち合わせ場所にしていたと思う。
今では待ち合わせなんかしない。店に直接集合。先に着いたら先に飲んでいる。待つ方も待たせる方もその方が気楽で良い。


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新宿駅利用者悲願の東西連絡通路。

ながらく東西分断の象徴だったJR改札が池袋駅方式になり、駅の東口と西口をつなぐコンコースが完成した。
JR利用者の乗り換えの利便性を優先していたのだろうけど、正直なところ新宿駅はどうやったって使いづらいのだから、そこは割り切ってこのようなコンコースを設けるのは大正解だと思う。
西口からBERGにも行きやすくなった。


もうすぐクリスマス。
子どもへのプレゼントをどうしようかと考えている。
リクエストが多すぎてサンタさんは全部を叶えることは難しそうだ。
欲しいものが沢山あるのは良いことだ。
手に入れるために努力する理由になるから。

子どもに努力させるだけじゃなく、僕もプレゼントをもらえるように少し努力してみよう。まずは大人が見本を見せないとね。


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