見出し画像

1人の時間、作れていますか?

私が歌う時、ピアノを弾く時、自分が歌っているようで自分では歌っていないような、自分がピアノを弾いているようで弾いていないような、そんな感覚があります。

私は冗談で「歌の神様が降りてくるからね」といってたりしますが笑

それはどういうことなのかなあと考えてみると、それだけ没頭しているということなんじゃないかと思います。

以前、陸上の大会の時に一生懸命に走ったら、その時の記憶がなくて、気づいたら終わっていたという話と、ピアノの演奏会の時にも気づいたら演奏が終わっていてどんな風に弾いていたか覚えていないという話を書きました。

そんな感じに近いのではないかなあと。

すーっと別の世界に入っていく感じというか。

この間、ある人と話していた時に、私の子供時代のエピソードに私の全てが詰まっているということを言われまして。それは何の話だったかというと…

私が幼稚園生だった時。私は母親が小学校の教師だったので、本当は保育園に行くべき子供だったのですが、祖父が幼稚園をやっていたので、そこに入りました。

そうすると、お昼が食べ終わると、みんなお母さんが迎えにきて、家に帰ってしまう。私は1人ポツーンと幼稚園に残される。

そこで何をして遊んでいたか?という話になったのですが、私が一番楽しかったのがだいぶ変わっていると言われまして。それは、幼稚園の柱に手をかけて、その周りをぐるーっと回るように、ぐるぐるぐるぐるーっとやると、目が回るわけです笑

それで別の世界に行くような感じがとても楽しかった。

と言ったら、それは自分の世界に行くということですね、と言われて、それは確かにと納得しまして。なので、私は私の世界に人を惹きこむのが得意なのでしょう、と。

ピアノを弾いたり、歌を歌ったりして作る私の世界に行くのが好きなのかもしれません。そして、それは母親が働いていて、1人でいる時間が長かったから。そのおかげで私は没頭するのが得意になったのかもしれません。

自分の世界を作るには1人の時間が大切なのでしょう。

1人の時間、作れていますか?

ちょっと考えてみてくださいね♪

Xもやっています。


いただいたサポートは「おむすびアート」の活動に使わせていただきます♪