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歌を聴いて泣いたことはありますか?

どんな歌が好きですか?

そして、その歌を聴いている時、なにを想いますか?

私が歌を習い始めたのは6年ほど前ですが、歌を始めてから、「歌は何なのか?」という考え方が根本的に変わりました。

ある人が「歌はストーリーです」と言ってたんですね。

それまで、そんな風には考えたことがなくて、音楽の1つ、とか、メロディが流れていくもの、みたいな印象しか持っていませんでした。

でも、確かに、そう言われてみれば、歌はストーリーなんですね。

たとえば、歌の最初で誰かと誰かが出会って、いろんな出来事を経験して、別々の道を行くようになって、また再会するみたいな歌詞の歌だったとしたら、そういうストーリーを私たちは聴いているということ。

当たり前でしょ!

と思われるかもしれませんが笑、私は歌う人でいながらあれなのですが、歌を聴いていても、そんなに歌詞が入ってこないほうで。

そういう意味でも、歌はストーリーという感覚は薄かったんだと思うんですが、実は、歌詞がなくても歌はストーリーなんだと思うんですよ。

たとえば、私が以前、記事を書いたことがある Superfly さんの "Ah" という歌で、すべて「あー」だけで歌っている歌があるんですけど(要するに歌詞がない)、そこにも「ストーリー」を感じていることに気付いたんです。

こちら↓

私の記事はこちら↓

この歌は3.11をきっかけに「ため息」を表現する曲になったということなのですが、私は何度聞いても涙ぐんでしまうので、なんでこんなことになるのかなあと考えていたところ……

私はピアノをずっと小さい頃からやっているのですが、ピアノの曲もストーリーなんだなあと思うようになりまして。

歌がストーリーなら、歌う人は「ストーリーテラー」になりますが、歌詞がない歌を歌う人もストーリーテラー、ピアノを弾く人もストーリーテラーなんです。

私は絵を描いたり、詩を書いたり、小説を書いたりすることもありますが、それも全部、ストーリーテラー。

じゃあ、その「ストーリー」って何?

という疑問が浮かぶかもしれませんが、そこで表現されているストーリー、あるいは、私たちが感じるストーリーは、歌詞で表現されている表面的なストーリーだけではなくて。

一番大切なのは、それを表現している人の「人生のストーリー」を感じているんだと思うんです。

ある人の歌を聴いて、あるいは、絵を見て感動して、その人の人生を辿っていったら感動するストーリーだった、みたいなことが私はよくありますが、誰かの音楽を聴いて、ピアノを聴いて、絵を見て、なぜだかわからないけれど、涙が溢れてきた、みたいな時にはきっと、その表現上の技巧の素晴らしさももちろんあるとは思いますが、その表現者の人生のストーリーを感じ取って感動しているのです。

その人の魂が歩ませてきた人生のストーリーに。

そこに共鳴する人が心震わせる。

私の歌を聴いて、泣いたことがある人は、私の人生のストーリーと共鳴するところがあるんだと思いますよ笑

というわけで、今週末と来月、ライブハウスで私のストーリーを歌とピアノで紡ぎます。ストーリーを聴きたい方はのぞきに来てくださいね♡

4月27日(土)16:00~(私の出番は16時半から)
@池袋オンリーユー
お一人2000円

5月19日(日)15:00~
@HQS LIVE自由が丘
お一人3000円

お申し込みは私までお願いします♪

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