電車の中で「音楽おじさん」に出会った話♪
先日、サンフランシスコに一週間ほど滞在した時に、クレジットカードがない…どうしよう?となった話を2回にわたってお届けしました。
そのサンフランシスコには「ゲイの街」がありまして。”Castro”(カストロ)という場所なのですが、その街の至るところにはレインボーフラッグが掲げてあります。
そのカストロからの帰りの電車にゲイと思われるおじさんが乗ってきて、面白い出来事があったのですが、それは最後に。
カストロは高級住宅街でもあるらしく、とても可愛いらしいお家が並んでいました。
それから、サンフランシスコが一望できる Dolores Park に行って、友人たちとピクニック。青い空と緑とでとっても眺めがよかったです。みんな各々、芝生に寝転んだり、フリスビーしたり、食べたり飲んだり、ファミリーっぽい人たちもたくさんでした。
ひとしきり楽しんだ後、サンフランシスコ発祥の「ダンデライオン・チョコーレート」というお店に。ファクトリーが併設なので、工場見学ツアーやワークショップなどもやっていて、とても楽しそうでした!
知らなかったので今回は参加できませんでしたが、また今度行くときには体験してみたいなあと。
いろんなチョコがたくさん売っていましたが、ほぼ全部、味見ができて。違う日に違う店舗にも行って、味見をしましたが、味見をしすぎて、どれがどの味だか分からなくなるほどでした笑
カカオ70%、85%、100%のものがあり。産地もいろいろ。
美味しそうなものを買って、グラノーラもあったのでそれも購入。
日本にもお店があって、日本のお店には行ったことがないのですが、日本のオンラインサイトでは売っていないチョコもたくさんありました。
そこを離れた後は、夕ご飯を食べにイタリアン(たぶん?)のお店に。
チョッピーノ(Cioppino)という料理がサンフランシスコのアメリカ系イタリア料理として有名な海鮮シチューだそうで。
魚貝とトマトスープで私の好きなものばかり入っていたし、魚貝の旨味が凝縮されていて、とても美味しかったです。お店の方もとてもフレンドリーで。汁が飛ぶからか、エプロンをくれたのも面白かった笑
その帰りに電車に乗ったら、ある駅(カストロだったかな?)から、髪の毛がくるくるパーマの黒人のおじさんで、口紅をつけて、郷ひろみみたいなキラキラ光る服を来ている人が乗ってきまして。
乗ってきたと思ったら、大きなスピーカーみたいなものを持っていて、それを床に下ろしたと思ったら、大音量で音楽を流し始めたんです!
電車の中でですよ?笑
彼は普通に手すりにつかまって乗っていて、その股の間にスピーカを置いて、みんなに聞こえる大音量で音楽を流してる。
周りの人たちは何とも思わない感じでふつーにしています。
私と友人は日本語で「これは日本ではあり得ないよね〜」と話していました。
友人の家の方に電車が近づいてくると、乗っている人も少なくなってきて、私と友人が座っている真正面の席にそのおじさんが座ることになりました。座っても、股の間にスピーカーを挟んで、大音量で音楽を流してる。
私と友人は音楽にのるのも楽しいよね〜っていう感じで、音楽に合わせて体を少し揺らしながら聞いていました。
そうして、私たちが降りる駅に着いて、立ち上がって電車から降りようとすると、その言ってみれば「音楽おじさん」が私たちに向かって微笑んで "Bye~" と言ってきたんです。
それまで誰にも彼はそんなことはしなかったのに。
「私たちが楽しそうに聞いていたからかね〜」などと話しながら、電車を降りました。
「音楽おじさん」とっても面白かった。
日本もこれくらいの自由を少しばかり取り入れてもいいんじゃないんでしょうか笑
みなさんはこの話、どう思いますか?
なにか思うところあったらぜひ聞かせてください〜♪
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