見出し画像

表現したいように、表現するために必要なことは?

表現したいことはあるけれど、しっくりくる表現ができないなあっていう時はありますか?

声がいい感じに出せない。
伝え方がしっくりこない。

私はたくさんあります。もともとあまりしゃべらないし、声も小さいし。

でも、3歳からやってきたピアノでは表現できるんですね。5年ほど前から始めた歌も人から「癒される」と言われることが多くて、なにか表現できてるものがあるんだろうなあと思います。

私がピアノを弾く時、歌を歌う時、どんな風に弾いたり歌ったりしているかというと、その曲、その歌そのものがどんな音を、どんな声を、どんなリズムをしているのかを感じながら、「それをそのまま出す」という感覚。

言ってみれば、その曲のそのものの声を、その歌の声そのものを聴く、ということ。

その曲はどんな音を出したいのかな~?
その歌はどんな声を出したいのかな~?

と、その曲そのものの音を、その歌そのものの声を「聴くこと」、「耳を澄ますこと」。

ピアノの伴奏をする時にも「聴くこと」が大切だという話をこちら↓でしましたが、

「聴くこと」なしにはピアノを弾くことも、歌を歌うこともできないように思います。

表現したいもの、そのものの声を聴くこと、耳を澄ますこと。

それは自分についても同じじゃないかと思います。

自分の声を聴いたことはありますか?
これは比喩的な意味ではなくて、たとえば、録音した自分の声を。
私は初めて自分の声を録音して聞いた時、こんな声をしてるんだなあと、ちょっとビックリしましたが。

録音して聴くことでも分かることはたくさんあると思います。

自分のこの声はなにを表現したいのかな~?と。

私はほんとうはどんな考えを、どんな気持ちを表現したいのかな~?と。

しっくりくる伝え方ができない、という時には、自分の考えに、自分の気持ちに、自分の声に耳を澄ますことができていない時。

音が聴こえない。声が聴こえない。

聴くことができて初めて、その音を、その声をそのまま表現できる。

他の人に対しても同じじゃないかと思います。他の人の声を聴くことができれば、その人が自分で気づいていなかった声までも表現できたりする。私はどちらかと言えば、こっちのほうが得意ですが、自分の声も他の人も声も聴くことができていますか?

しっくりくる表現ができない時には、ぜひ、自分自身の声に耳を澄ませて聴いてみてくださいね♪

Xもやっています。


いただいたサポートは「おむすびアート」の活動に使わせていただきます♪