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学生最後の記録。霞草を添えたい。

3月も早いものでもう終わり。
新入社員の肩書を背負う時が、もう目の前までやってきている。
しかし、諸事情が噛み合いすぎたこともあって、卒業するはずだった塾バイトは通常授業だけで終わらず、春期講習の途中(昨日)までいたという異常事態。(自分でも分かってるじゃない、あなたこれじゃ老害ですよ)

とはいえ、普段と違う生活が続いてきていることは事実。入社に向けて必要なものを準備したり、様々な場所に出掛けては遊んだり……
確実にこれまでと異なる生活をしていたのは事実だろう。

人間は変化に弱いと言われる。
実際、私も変化に対して弱いという自覚があるし、過去のnoteでも同じようなことを書いた記憶がある。おそらく、豆腐メンタル予備軍。危ないよ。
ただ、変化の多さから多少の耐性がついてきたという感覚もある。
今回はその変化に関する話を。


①思い立ったが吉日

先日、私のInstagramアカウントにて、思いつきでこんなことをやってみた。(※1)

※1 3/17に作成した、これ聴け!リスト


いろいろな音楽に触れたいということと、聴く曲のマンネリ化に対する悩みを最近感じていたことから、Instagramの質問箱を活用してみようと思ったのだ。
こういう悩み、おそらく昔の私なら放置してそこら辺の雑草のようになっていたことだろう。見逃さなくなってるの偉い。(自宅の掃除も見逃すな定期)

そこでインスタにて、「これ聴け!という曲ください」という質問箱を開設してどんな曲が推奨されるのか試してみた。そうしたところ、様々な曲を推奨していただき、十分な楽曲量のプレイリストが完成した。(送ってくれた皆さんありがとう。)
とはいえ、曲数がそれなりにあるのと、趣味であるカラオケで歌うためにも、一曲をたくさん聞いて一つずつ把握している。そのため、まだ全然プレイリストを網羅できていない。楽曲を教えてくれた方々には申し訳ないのだが……

新しい曲の出会いというのは新鮮なもので、ほとんど知らないものだった。グループは知ってるのに曲は全然知らないってやつ。
メジャーな曲は知ってるけど、「こんな曲もあるんだな」ってなるような曲に触れてみたかった。そんな気分。
保守的な自分が少し変わった気がしたのは嬉しいもんだね。


②感性のアンテナの反応

推奨された曲たちを聴いてみて、個人的に感電するような感覚を覚えた曲を取り上げる。
その曲はThis is LAST『カスミソウ』だ。

※2 This is LAST『カスミソウ』


この曲は、初めてイントロを聴いた段階で「あ〜これこれ」となった記憶がある。なんか脳汁で溢れるような感覚というか。(表現合ってるかシランケド……)
でも、歌詞の方は「ダメ男と別れる女性の感情」をテーマにしたものであるため、性別が男の私には共感云々というよりかは別視点で、将来の訓示のように捉えておいた。(ところでどうして二股するようなダメ男が生まれるんですか誰か教えてくれ)

ただ、最近は歌詞の文学性を味わう視点が少し身についた。タイトルにもなっている「カスミソウ」、気になって花言葉を調べてみると「幸福」「感謝」「親切」といったワードが並んでいた。歌詞に含まれる「ありがとう」はもちろんなのだが、「涙でね 霞みそうで」の一節で思わず鳥肌が立ってしまった。なんだこれ。凄すぎるぞ。文学!!!

※3 『カスミソウ』の歌詞
センスしか感じない、一体どう生きれば思いつくんだ。


③巡り巡って

こうして、文学に触れるかのように楽曲を堪能した私。ちなみに今も、この記事を書く流れにおいて、またリピートで流しているんですけども。
反復して聴くうちに、違う視点から感情の信号に送られたサイン。いや、気づいたことによって没入してしまったのかもしれない。
それは、1番・2番のサビの最後の「かけがえのない日々に さよならを」という歌詞に関連したこと。

歌詞のテーマや繋がりからして、本来の嗜み方ではないことは重々承知。それでも大学卒業というタイミングでこの曲に出会った以上、歌詞の一部分に反応してしまったのも無理はない。と思いたいけど、考えすぎ?
まあいいや。

大学生活はそれなりに充実した日々を過ごさせてもらったと思っている。思い入れのある塾バイトも縁があって1ヶ月延長したけど、2月末に思い切り泣きまくった分、笑って終えられる自信すらあった。
実際、昨日のラストの集団授業では、過去1でぶっ壊れたようなキャラの私が生徒とコミュニケーションを取っていた。
流れがあったとはいえ、平気でギャルピースするし、口調もいつもと違ったり、etc……
とにかく最後にして集団授業では特に楽しい時間だったことに間違いない。そうして最後は笑顔で終えられたし、手紙まで頂戴した。ほんとに万歳すぎる。
(実は、最後の授業の途中に先日ハンカチを頂いた生徒から校舎に居る自分宛に電話が来て、カス涙腺を叩き割られそうになったのはこの場にて供養させていただきたい)

生徒からカウントすれば丸5年もお世話になった校舎。
名札や使っていた用具は記念品として大切にさせていただくのはもちろん、ついに始まる社会人生活に疲労を覚えた際に思い返して力を貸してもらうことにする。
最後、校舎を後にする時、普段なら「お先に失礼します」というところを「お世話になりました!」と大きな声で発した。

「かけがえのない日々に さよならを」
電気の消えた校舎を見届けて、エレベーターに乗った。5年のページに終止符が打たれた瞬間。
そのあとの飲み会が楽しかったことは当然のことだ。
また機会があれば是非とも、と思いつつ最後の1日が終わった。

④おわりに

もうすぐ新しい生活が始まる。
今年のカレンダーは1日が月曜日でいきなり週5出勤の鬼畜設定(せめて初めは3〜4で優しくしろ!)
とりあえず、まずは翌朝しっかり起きて1日を終えられれば、それで及第点。小さな目標の積み重ねで自己肯定感を高めながらやってきましょ。

もし読まれた方の中に、新社会人の方がいたら、お互い頑張りましょう……
新社会人以外でも新しい環境に置かれる人の多い季節。
苦しいと思ったらアウトプットして消化していくサイクルでいけたら、少しは楽になれそうなモンです。
事実、自分がnoteを書く理由もそれですし、記録として不定期に書いてはアップし続けるはずなんで……

もしよろしければ、全米が鼻で笑った的なくらいのノリであったり、ジョイマンのラップのようなゆる〜いテンションで「こいつ、なんか言ってるわ」くらいの雰囲気で読んでいただければ幸いですね。

さて、明日ちゃんと起きれるのかね。
なんか怖くなってきたけど。
まあ、いけるっしょ!

大抵のことは、どうにかなると思って!

さらば学生生活!

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