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「みちのく潮風トレイル」を歩く

青森県八戸市から福島県相馬市まで、森、里、川、海の恵みを感じる太平洋沿岸をつなぐ1025㎞のトレイル。2019年6月に全線開通をして、全てが歩けるようになった「みちのく潮風トレイル」

日本は山頂の道(トレイル)を行く縦走登山ルートは多いものの、街を繋ぐコースは日本では、まだまだ少ないのかな。

今回のトレイルは、森、里、川、海の恵みの誘惑に逆らわないで行くことを目的とした。休日を使ったセクションハイクで何年掛かるかわからないけど、少しづつ進めばいいや。

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【準備】情報を得る
トレイル上に何ヵ所かあるインフォメーションセンターと宮城県名取市にあるトレイルセンターがあり、当時は切手代で地図を送ってくれたが、現在は運営団体が変わり、より詳細な地図を買う事ができ、正確な距離、商店(これ重要)、トイレ、宿泊施設などが記載されている。
また、街中でマーキングが不十分なところも多く、GPSデータをダウンロードした地図アプリ「Geographica」が便利だった。

たびたび、崩落や工事などで、迂回路もあるので、現在の管理団体「NPO法人みちのくトレイルクラブ」のニュースページは直前が確認が必要。

【準備】現地までの移動と、帰りの時間
八戸から南下するルートは、電車の場合はJR八戸線の「鮫駅」からスタート地点の蕪島まで徒歩15分ほど。
今回は盛岡在住の友人と待ち合わせ、車で「蕪島海浜公園 無料駐車場」に駐車しておき電車で戻る予定。
帰りは、神奈川県まで帰る時間をギリギリを逆算し、もっとも遅い時間で20:17に八戸駅発の新幹線をめどに予定を組んだ。
トレイル沿いの駅の時刻表を確認し、鮫駅まで帰れる時間を予め調べておく。JR八戸線の本数は少なく、13:00代のあとは17:00代まで電車が無いので、温泉やお土産を買うのであれば...と判断を迷うが、時間を把握だけしておき、当日の歩くペースに任せよう。

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【準備】宿泊、補給
歩くペースと距離、商店、宿泊地の目安、考えることがいっぱいあるが...
縦走登山と違い、街も通るし、補給もできる、MAPに記載しているキャンプ場だし...と油断し何も考えずに当日を迎え、歩き出してからイロイロと予定変更をすることとなる。
※現在のHIKING DATE BOOKには、より詳細が掲載されている

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【準備】装備
1回目のセクションハイクは10月下旬。2泊3日の行程
・キャンプ場は確認していたが海沿いだったため、砂浜でペグが打てないかも知れないと考えツェルトではなくテント。
・予報での最低気温は3℃「モンベルダウンハガー800 #5」 と「SOL Escape lite Bivvy」に着込めば大丈夫だろう。
・地元の海産物も食べるだろうと、BIVOUCRATION海苔茶漬け味をチョイス
・レイン、ミッドレイヤー、パンツなどはAnswer4でトレラン用が軽くて汗も抜けるのでいい。匂いも少ないような気がする。
・街では自販機もあるだろうと、水は少なめ。
・バックパックはサロモンの38+6ℓでファストパッキング用
詰め込むといっぱいいっぱいだった。

出発してみるとイロイロあったのだが、それも経験ということで。

続く

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