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ドラマ『海のはじまり』第1話 感想

夏の月9が始まった!

脚本・生方美久さん×風間太樹監督×村瀬健プロデューサーの『silent』チーム集結!

とのこと。

↓公式サイトより

あの冬ドラマを手がけたチームが、今度は夏にやってきた(?)らしい。

↑1話を見終わってから諸々知った。


2024年上半期はどのドラマも"ちゃんと"見なかったから、7月スタートのドラマはどれか見ようと思った。

そして、

タイトルが夏っぽい!
キャストに知ってる人が多い!
キラキラの夏ドラマが見れるのでは!

という理由でこのドラマを見ることにした。


そんな軽い気持ちで見てみたら、想像よりもかなり深みのありそうなストーリーが始まった。


第1話を見て👀

波打ち際を歩く親子のシーン。
(水季と海)

カップルのたわいもない日常のシーン。
(夏と弥生)

親子のシーンは、弥生の幼少期の記憶かな、と思ったら、そうではなかった。


穏やかに始まったドラマは、思わぬところで点と点が繋がる。


印象的だったのは、


水季のスマホに残された「夏が一番好き」と、夏のスマホに残された「海、大好き」。


水季は、自分の病気のこと(余命○年?)を知っていて、大切な2人に向けてその想いを遺したのかな。


2人がいつか必ず出会うと信じて?


考察💭

海も、夏も、弥生も、お母さんも、みんな違った辛さが想像できる。


それに、夏の弟が「お母さんが亡くなったとき」の話をしたことも気になる。

今いるお母さんは生みの親ではないということ?


このドラマは、誰視点で見るかによって、全く違ったストーリーが見えてきそう。


⚫︎「親」とは何をもって定義されるのか
⚫︎いつまで「子」で、いつから「親」か
⚫︎いつ大人になる(なった)のか
⚫︎一緒に過ごす(暮らす)ことに理由はいるのか
⚫︎関係性には名前が必要か


そんな問いに対して、答えの幅を広げてくれそうな、家族の形について考えが深まりそうな予感がする。


主軸は夏と海の親子の物語でありつつ、夏が(生みの/育ての)母との思い出と向き合ったり、水季と過ごした時間を振り返ったり、弥生との今後を考えたりしながら、未来を選択していく物語なのかな。


(考察と言えるほど考察できてないけど、今年の夏はこのドラマをゆるっと見てみようと思う🌻)

🌊🌊🌊


p.s. 海ちゃんのセリフと夏くんの表情

「夏くんは海のパパでしょ?」
「夏くんのパパは、いつ始まるの?」

まっすぐな目で夏くんに問う海ちゃん。


「・・・」

目を泳がせ動揺を隠せない夏くん。


海ちゃんは、当たり前に"夏くんのパパ"が始まるものだと思っている。

一方で夏くんにとっては、それは自分の意思で選択し決断しなければならないこと。


未来を選択するのって、他の誰かの人生に影響を与える決断をするのって、簡単なことじゃない。


どうする夏くん、どうなる第2話!

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