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毎日手作りの子の防災備蓄ご飯はどうする?

ペット食育協会®︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。

講座を受講されて毎日ペットさんに手作り食をあげていても、

「カリカリを食べられないと災害時に困ると思って」

と、カリカリをたまに与えている方も多いです。


もちろん、カリカリフードの賞味期限は1年以上あるはずなので、何かの時のために備蓄するのはとてもいいことだと思います。

フードも食べるし手作りも食べる!
なんでも食べられるのは、素晴らしいことですね(^^)

でも、うちの場合は、カリカリフードを食べないグルメなブラン様がいらっしゃいます…(^^;)

普段カリカリを食べない子が非常時にだけカリカリを食べてくれるか?っていうと… たぶん、食べないかな、と。


入門講座には「うちの子がカリカリを食べなくなって…」という理由で受講される方も多く、世の中にはブラン様タイプの子が結構いるんだなぁという印象。

じゃあ、そんなカリカリ嫌いなグルメなわんちゃんたちには防災備蓄として何を用意すればいいのか?

うちは、
・レトルトの野菜入り玄米粥
・缶詰の肉や魚
・乾燥野菜
などを用意しています。

玄米は、白米よりもビタミン、ミネラル、食物繊維が多く入っていますよね。そこにタンパク質が含まれているものを混ぜればきちんと一食になります。
でも、個人的には、もし玄米を選ぶのであれば、質がいいものを選びたいなぁとは思います。

そして、肉や魚の缶詰やレトルトパウチは、人間も食べられるものだと何かと効率がいいですね。もちろん、わんちゃん用でもいいかと思いますが。

そして乾燥野菜は、保存料などが使われていないものは比較的賞味期限が短いですから、普段も使えるようなものを。お粥に混ぜればふやけます。

なぜお粥を備蓄しているのかというと、それだけで水分が豊富に入っているからです。災害時には水が貴重になると思います。

災害時でも、カリカリを与える時は水分と一緒にあげたいですよね。
そう考えると、カリカリに貴重な水をかけることになるのかなぁと。

なので、カリカリを備蓄している方もお粥のような水分が入った食べ物は別に用意しておくと安心。


で、ですね、今朝はローズ一家にこちらの商品を朝ごはんとして差し上げてみました(^^)


絶対にこれじゃないといけないということじゃないです。例えばの商品ですので、ご自分で色々選んでみてください。

そしてこの2つを合わせて、お湯を注いで与えました。もちろん、お湯は注がなくても大丈夫。今朝は、やっぱり温かいものがいいよね、ってことでお湯をかけただけ。

ある意味、4頭様分にするためにカサ増しでもあります(笑)

色々なやり方があると思います。
世の中に絶対的な正解はない。

なので、皆さんのうちのペットさんが「これだったら食べるかな」っていうものを用意して頂ければと。

私は、個人的には、多少味付けしてあるおかずでもお粥の水分で薄めれば特に問題なく与えるつもりです。

調味料がどうのとか塩分がどうのは食育講座を受講された方は特にもう不安ではないと思います。

私は、それよりも「どんな時も、きちんと食べる」ことの方がはるかに大事だと思っています。

過去の大地震の際に、避難所で配られたおにぎりは味がついているのでわんちゃんにあげられなかった

とか

ずっと水をあげられなかったんだけどまず配られたのがお茶だったからわんちゃんがずっと何も飲まずに過ごした

など

そんな話を聞いたことがあります。

私の大学の時のゼミの先生が災害時の人々の心理を調査、研究されていた方で、阪神大震災の時の話はよく聞きました。

飼い主さんがどう考えるか?
飼い主さんがどこまで学んで知っているか?

それで、ペットさんの災害時の過ごし方が変わります。

写真にあるようなお芋入りのお粥と魚だけで…それで栄養バランスは大丈夫なの?って思う方は、入門講座を2時間半受講するだけで全く不安も疑問もなくなります。

飼い主さんが学ぶことで、何かの時に「うちの子」を守ることができますよ。



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