2児の父である私が育児に思うこと
私にはもうすぐ2歳になる娘と、生後2か月になる息子がいます。
2020年はコロナの影響で自粛生活になりましたが、家族との生活が増えたことは喜ばしいことです。なにより、娘がパパに対して心を開いてくれた貴重な1年でした。
せっかくなので、二人めの子育てがはじまった今のタイミングで、育児そのものに対しての考えを書きたいと思います。男性目線すぎるかもしれませんがご自愛ください。
はじめに
これから書くのはあくまでも私の意見です。独断・偏見にまみれている可能性もありますのでご注意ください。
父親になりきれない自分がいた
一昨年に娘が生まれて父親になった私ですが、娘の世話は嫁に任せきりでした。夜泣きや食事、おむつを替えたり洗濯したりとほぼ嫁がこなしていました。
仕事から帰宅しても娘を愛でるだけで、本当の意味での育児には参加できていませんでした。
なので、今までの生活を変えず自分の趣味を優先してしまい、嫁からブチギレられましたね。
そんな中で2020年にコロナが始まり、緊急事態宣言で娘が行っていた保育園が休園に。嫁の仕事が休めない為、自分がリモートワークという体で1か月、日中は娘と二人で過ごしました。
離乳食を食べさせるために日々奮闘し、最初の1週間は精神・肉体的にすごく疲れたのをよく覚えています。
1か月ではありましたが、娘と2人で過ごすことでなにか自信のようなものも芽生えました。それまでは二人で留守番するとか不安でなかなかしなかったのですが、むしろ楽しく過ごせるように。
1か月間間近で娘の成長を見ることで、自分の子供としっかり向き合えるよう様になったんだと思います。
パパはぜひ育休取得を
つまり私が言いたいことは、世のパパは育休を取得したほうがいいんじゃないかということ。
日本の会社で働いてたら、そもそもまとまった休みをとる機会なんて、育休くらいなのでは?とも思いますし、昨今の風潮的にも取りやすくなってきているのでぜひ一度チャレンジしてほしい。
月単位で子供の成長を見てほしい。どんな映画よりも感動するし、楽しい。会社的に難しくて・・とかじゃなくて、一回取ろうとしてほしい。
家事への意識について
育休中は家事を分担しているが、自分が仕事しているときはほぼ嫁がこなしていた家事。
そうなってくると不満が出るのは当たり前で、全くやってくれないと愚痴られたことがある。
ただ、聞いてほしい。私が帰ってくるとあらかた終わっているのだ。「おいておいてくれればやるのに」と言ったらさらに怒られた。
そう。違うんですよ。家事は二人でやるもので、嫁的には「自分から奪いに来いよ」ってことだったんです。まあ気持ちはわからんでもない。
だけど、こっちとしては「言ってほしい」。なぜなら日中家にいて家事をやってくれてるから。
「これとこれはしてほしい」とかそういう提案があってもいいのではないか。って考えていたけど、実際に一人でやってみると仕事でもないのにそんなこと考えてられないわってなったわ。ごめんよ嫁。
完全に分担してしまうのも、自分がそれ以外しなくなりそうなので、今は気づいた人が率先して家事をするスタイルになりました。
このスタイルのコツは、「自分のほうが少しでも多く家事をする」です。
意識合わせは大事
仕事でもそうですが、意識合わせは大事。
言われんでもわかるやろってのはナシにしたほうがいい。
「洗い物なんて皿洗うだけやろ」とか言いながら、実際やると「違う!」とかいうことになる。
洗濯物のたたみ方も、掃除機のかけ方も、教育方針も寝かしつけの時間も、ニュアンスだけじゃなくしっかりと認識を合わせておいたほうがいい。
これはマジで。気づいたら洗濯物の収納場所変わってるとかマジで勘弁。
伝えておくだけで夫婦のコミュニケーションにもなるし、なによりストレスが減る。円滑に物事が進む。
成果報酬型が望ましい
ご褒美が欲しい。家事や育児になにか見返りが欲しい。
無償の愛とかくそくらえ。頑張ってる自分にご褒美は必要。
「ありがとう」って言ってほしいし、ほっぺにチューしてほしい。甘いもの食べたいし、自分の時間もほしい。
なので、我が家では「〇〇をするから〇〇が欲しい。」のような交渉が頻繁に発生します。もちろん却下を食らうことも多々あります。
ただ、聞いてもらえた時にすごくうれしいし、モチベになるし、聞いてもらえるならやろうという気にもなります。
世の中すべて成果報酬型になったらいいのに。
総じての所感
夫婦生活と仕事は似ている。
「いわれなくてもわかるだろ」「ちょっと考えたらわかるでしょ」といったブラック企業でよく使われているワードが割と出てくる。
「今からこれやって。なるはやで。」とか相手の都合を全く考えないことも平気でする。
子供によく「なんでいうこと聞かないの?」って怒る親もいる。
これ全部仕事でやってはいけないワースト発言。
なので夫婦生活も育児も仕事のように、「報連相」をしっかりと、相手の都合を聞き、尊重することで円満・円滑に進むのではないか。
ってことは家庭環境を見直すならビジネス書を読むのがいいんじゃないか。
家庭と仕事でわけるより、全部仕事にしてしまえばもっと楽になるかもね。
って思ったので私はこれからそうします。
パパを動かす方法
さいごに、ここまで書いたことをまとめます。たぶん世の中のパパの大半はこれで動くんじゃないかな。
・ご褒美を用意する
・家事は「〇〇するから〇〇して」と提案する
・してほしいことがあるときは都合を聞く
・ほっぺにチューしてみる
・大げさに頼る(甘える)
・言いたいことはテキストに起こす
・細かい意識合わせを行う
・急かさない
書いたはいいけど、ほぼ嫁にされていることだと思い怖くなってきたのでこれで終わります。
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