見出し画像

線香花火

舞い降りた 夏の夜空に
咲く華をふたりで見てた
肩ぐるま 手を伸ばせば
届きそうだと夢うつつ

宵はもうすぐそこ迄
影法師 消そうとしてた
手さぐりで愛をさがすように
ともし火をふたりでつけた

ゆらり
線香花火がゆれ
きみの横顔もゆれる
一瞬だけ時を忘れ
見つめてる ひとつの光
永遠に…

星の河 浴衣姿
夏まつり はしゃぐ子供たち
ふり注ぐ蝉の声が
儚くて瞳がぬれた

ゆらり
線香花火がゆれ
きみの横顔がにじむ
その明かりを消さぬように
風上に 寄り添うふたり

ずっとこのままでいさせて
この夏はもう二度とこない
こんな気持ちは初めてだから
明日も見えない

ゆらり
線香花火がゆれ
きみの横顔もゆれる
過ぎる夏を惜しむように
落ちてゆく ひとつの光
永遠に…このまま

一瞬を…このまま

永遠に…

唄: SeanNorth / 作詞: 佐々木久夫 / 作曲: 佐々木久夫

この記事が参加している募集

いつも温かい応援ありがとうございます!! いただいたサポートは今後のSeanNorthの活動全般に使用させていただきますm(_ _)m