見出し画像

子どもも1人の人間ということ。#4

タイトルだけだと何だか伝わりにくいかもしれない。
以前から特に我が子に対して意識し対応していること。
簡単に言えば、”子どもは親の所有物ではない”ということ。

冷たく突き放すわけでもなく、1人の女性として向き合ってあげなきゃなと最近よく思うようになってきた。
もうすぐ4歳、まだ4歳、されど4歳。
今日、NHKをふとみていたらとある番組で特集されていた。
テーマは『思春期』。
娘もいつかはこの『思春期』というものに突入していく。
『反抗期』となれば現在進行形(もうすぐ落ち着くかな?)ではあるが、発達の段階では通るべくしての部分。
2歳前後で、”自己主張””自己抑制”=”自我の芽生え”が育ち始めるから親からすると”いうことを聞かない”、”わがまま”と捉えられてしまう。


『魔の2歳児』『悪魔の3歳児』を駆け抜けている我が子。
今はずいぶん減ったが、お店で寝転がり泣きわめく、典型的な駄々っ子そのものであった。
あの時は随分メンタルがすり減らされた記憶が、、、
どちらかというと、内弁慶で外面がいい子だったので、「うちの子に限ってそんなことないよね」なんて余裕ぶっていた。


結果、”買い物にも連れていけない”、”お出かけってどこに行ったらいい?”
そんな気持ちを常に思いながら日々を過ごしていた。

そしてもうすぐ訪れるであろう『天使の4歳児』。
今の娘をみていると、全く想像がつかない、、、(笑)
最近の口癖は「違うの!」
鉛筆やストロー付きのジュースなどを持ったまま歩き回るので、「危ないから歩くなら鉛筆は置いてください」と伝えると「違うの、今から○○しようとしてたのに。」と
言い訳のような発言をする。
私からすると「何が違う?」「実際歩き回っているでしょ?」となる。
そこで下手をすれば、言い合いが勃発し腕組みをし、すねる。

ふと、そこである絵本を思いだした。
その絵本にはその言い訳を子ども目線で面白おかしく描いている。
しかしその内容が”うんうん、よくあるよね~”と共感してしまう。
多分、私も娘と同じ年の時にきっと同じように言い訳をしていたのだろう。

そうなってくると、あまり強くも言えないな…と考えてしまう。

大人の私が同じ道を通って今に至るのだから、人としての成長の1つ。
そう思えば、題名の通り”子どもも1人の人間なのだ”という、意識を今のうちから常に持っておく必要があるのかもしれない。
いつまでも一緒にいるわけではなく、いつかは親元を離れる。
その離れる準備が着々と進んでいるのだと思うと、今ある出来事もきっとすべてが懐かしく思うのだろうし1つひとつを見逃さずに向きあってあげられるのかもな、と。


親も子どもに成長させられているのだと感じる。
何だかさみしくなってきたので、ここまで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?