歌詞_ブーメランマン

やれブーメラン
ほれブーメラン
ってうっさいんじゃボケ
ここはいつから
論理的正しさの根城になった
指摘側がそうじゃいけない根拠はなんじゃ
やれダブルスタンダード
お前だって論法
くっさいんじゃボケ
誤謬をみつけられてえらいですね
ママにでも褒めてもらいな
或いは都合のいい閉じた世界の中で
自分の正しさに酔って
悦に浸っているがいいさ莫迦
言いたいだけの
得意になりたいだけの

価値観一つ余計に知って
振りかざすことにどんな意味がある
それすら人それぞれそうお得意の
多様性ってやつをボクも乱用
あなたに足りないものなんて述べません
わたしはどんなんでもいていいとする主義さ
とはいえ
それでもうざいだるいはあるからね
そうさ
凝り固まってんのに気づかないのは目に余る

何かを指摘する時
いつもそいつを気にして
細心の注意を払って産めるのが
レスバ勝利だけじゃ割に合わないし
そんな暇どこにもないだろう
人生は有限だ
重箱の隅の突き合い
みたいなことにはうんざりだ

もうみんな口を噤もうぜ
喧嘩しないようにね
なんてねひとは喋らずとも書かずとも
争うだろうね
隙を突いて言い分を押し通して
刹那の悦楽がそんなにいいものだろうか
大義名分も誰誰の支持も
こっちからしたらどうでもいいものなの
やめろとはいわないけれども
盲目になってやいやしないかと
突きたいんだ
そうさこの歌の中にも
多分にブーメラン
含まれているだろう
見つけてみたらどう？
とかいってね
指摘は常にブーメランを孕む
ふ