歌詞_多様性免罪符

多様性をコンプレックスの
免罪符にするヒトそれは
他人の多様さには不寛容
でも気づかない
頭いい自認が縛る一貫性
だから上辺だけの
多様性理解を示す滑稽
便利な道具でしかないらしい

自分こそは差別主義者
じゃないと言いたげに
ハン
適切に論理案件を
扱ってるつもりで
結局潜在的な好悪が
捨て切れていない
けれども瓦解してる事は
認めようとしないね

多様性免罪符
弱みを個性と呼び
みんなが正しくみんな間違ってる社会
多様性免罪符
間違いを個性と呼び
体裁上甘く実際上冷酷薄情な愉快

聞こえのいい正義正論
じみた欺瞞が撒き散らされ
個人の違和感感想が
排斥される管理社会へ
悪く思う事が
悪いとされる窮屈さへ
良い顔をする詐欺を
やさしさと呼び尊ぶ気持ち悪さへ
多様性免罪符
しかし私もおそらく
使ったことがある
はあ
多様性免罪符
というか隠れ蓑にしてる節がある
この曲自体がそうであるだろう