見出し画像

歌詞_黄昏太陽エフェクト

影に染まった
大きなビルを
窓越しにみつめてた
赤と青の時間

黄昏が齎した感傷
表したいほど湧き出す情動
未だにドンピシャな表現
できずに悔しいそれすらも
言葉にするほど陳腐になった
そもそも胸の内のこの衝動も何
わたしいつからこんな感じだっけ
随分長く患ってるな
シルエット照り返す金属
遠くのクレーン無骨で優しい
部屋の中が紅になった様に
わたしもきっと同じ色
大事なものならここにあるだろう
なんて誰かの声がする
今でもおんなじ様に
青春のただなか
心逸る途上

いつもなにか
急き立てる様に
追いかけてきた
日に追われて
幾つもの景色を通りすぎて
思い出せないものも沢山ある
きっとなにか
得る前に多くを失くす
ルールなのだろう
何もかもが記憶の奥の隅で
解けていくのを
まって
悪戯に日暮れを見送りたくはない

日の光浴びてまた目を閉じて
風を感じ昔日を想う
わたしってなんでまだ
こんなことしてるんだっけ
美しい世界のこと
なにもしらず消えるのかな
なんだってさ次へ次へ
同じはんぷくを
微かな温もり終え
手に取った道具には
執念が息吹く
どこだっていいのだろう
ここじゃない場所へいきたい
ええっと次はどうしようかな
風の吹く方へなんてね
壊れかけでもねまだね
きっと明日もみられるよね


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?