歌詞_シラーサテイストレスガムサイクル

寝起きに実在を疑う
連続性について訝しむ
昨日までのボクはしんでる
今らしきものだけがある
細胞も数年で大半入れ替わる
テセウスの船的命題
遺伝子と細胞の自動稼働
取り付く島もない
あああああああ

三年前や五年前と
さして変わらない日を過ごしている
もう随分と味がしない

ああ
数字に急かされる
日々が消えてく

人生が一度きりならあまりに虚しいね
恵まれた環境と遺伝の格差ワラウトホホ
精々さ抵抗と挑戦をしていたい
何もしなければなんもないまま
朽ちて腐り溶けるだけだろな

部屋の中で悪魔がこだまする
しかし街はもっと酷い惨状
薄情と冷酷が当たり前
取りつく島もない
ルッキズム権威主義拝金思想
持てるものがより持つシステム
普通は普通の特権階級
居場所なんてない
存在することを否決され続く

生きづらさはどれだけ
喚いてみても理解されず
実感は唯一無二で
共有できないみたい
不愉快の我慢を強いられ
折れることを成長と呼ばれ
間違い探しで今日が終わる
手違いみたいに
ああああああああ

劣化も諦観もありふれ過ぎている
誰も抗えない節理がある
今日もまた同じように

ああ
顔を覆って首を振ってる
髪は乱れ寝巻は崩れて
呆然と

なんとなく線引いてさりとて暮らしている
無理やりこじつけて営むことを生活と呼ぶ
どうしようもないものでも案外どうにかなる
けれど満願成就にはあまりに遠く切ない
泣いちゃうぞ
なんて涙はもう
映像作品で感動しないと出ないや
あ
心震わす余裕はあるんだな

これは誰のせいで
どうすればよかったというのだろう
沁み込む物分かり
要らないイヤだまだだ
何も終わっちゃいないだろう
日差しが顔に乗る
清々しい空を食べて
この鈍重な意気を昇華して
生きたい

揚々とはじめたことも
すぐに壁にぶち当たってとりやめる
勝つためには血が滲むような
苦痛を重ねる必要があるらしい
適当な思い付きだろうとも
案外的を射ているかもしれず
試さずに捨ておくのは勿体ないかも
確実な変化を齎せるのは
誰だ

未来の自分に他力本願は避けて

人生が一度きりならあまりに虚しいね
恵まれた環境と遺伝の格差ワラウトホホ
精々さ抵抗と挑戦をしていたい
何もしなければなんもないまま朽ちて腐り溶ける
なんとなく線引いてさりとて暮らしている
無理やりこじつけて営むことを生活と呼ぶ
どうしようもないものでも案外どうにかなる
けれど満願成就にはあまりに遠く切ない
彼方にある

終わらないサイクル
終わりたくない
終わりたいサイクル
変わりたい
飽き飽きのサイクル
泣く泣くのサイクル
変えようぜ今日