日常の中の優しいひとコマ。白杖の男性とドライバーの男性
早朝の、道路の違和感
早朝出勤の日、平日日中は渋滞する都内某所の道路も、早朝はまだ交通量も少ないです。
その道路で、違和感を感じました。
赤信号なのに、停車しているトラックがハザードランプを点けています。
赤信号なのに、なぜハザードを点けている?
歩道で様子をみていると、トラックの前方から男性が3人固まって右方向に歩いてきました。
男性3人のトラブル?
真ん中の男性に向かって、両サイドの男性が何か言っている様子でした。
朝っぱらから、何かのトラブルなのかなあ、と少々心配しながら歩きながら様子を窺っていました。
よく見ると、真ん中の男性は白杖を持って歩いています。
よくよく見ると、両サイドの男性が、白杖の男性をサポートするように、歩道まで誘導しているようでした。
男性2人によるナイスサポート
理由は分かりませんが、車道左側の歩道から誤って車道に入り込んでしまい、それをみたトラックのドライバーの男性がハザードを出して、急いでサポートに入ったと思われます。
あちこち白杖をガードレールなどにぶつけてしまいながらも、無事に右側歩道まで行くことができました。
早朝で交通量が少なかったため、無事にサポートして歩道まで連れていけたのですが、交通量の多い日中だったら、どうなっていたんだろう?といらぬ心配をしてしまいました。
優しいひとコマを見ることができて、おじさんたちに勝手に心の中で御礼を唱えました。
私があの場に遭遇したら、同じことってできたのかな、と考えながら歩みを進めていました。
帰りに気づいてしまった驚いたこと
勤務の帰りに、同じ道を通り、今朝のできごとを思い浮かべながら、いったいあの白杖の男性は、どこから車道に入り込んでしまったんだろう?と道路を見渡しました。
驚きました。
反対側の歩道のガードレールは切れ目がなく、車道に迷い込みようがない状態でした。
白杖のおじさん、いったいどこから車道に入り込んで歩いてきていたんだろうか。
本当に事故にならなくて良かったです。
みんなが守られていた、そんな一日でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社シールズ
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