見出し画像

おそ松さん実写。スノ担さん達に伝えたいこと。


こんにちは。
今回は『おそ松さん』の実写化について、お話しさせて頂ければと思います。

私はアニメ・声優さんが好きなオタクです。
テレビでジャニーズ・SnowManを見ていますが、あまり詳しくはありません。


先日『おそ松さん』実写化が発表されましたね。
アニメの実写化で過去1番炎上したと思います。
私も朝、Twitterを見てビックリしました。


そしてTwitterの、SnowManファンの方の一部のツイートを見て「ん?」と疑問に思うことがありました。


私はTVアニメ『おそ松さん』を第1期〜第3期+映画(アニメ)を見ています。
そんなおそ松さんが大好きアニオタの私からSnowManファンの方へいくつか伝えたいことがあります。


伝えたいこと①「実写映画を見る大前提として、アニメ・映画・舞台を観てほしい。」


知らなかった方は『おそ松さん』って何ですか?状態だと思います。

『おそ松さん』は『おそ松くん』時代、小学生だった六つ子が大人に成長した後を描いた"ギャグアニメ"です。


大人になった六つ子は20歳を超え、全員無職でニート。
「(ただ普通に)仕事めんどくせー。働きたくない。」と言い、成長しても実家暮らしで、いつまでも親のスネを齧って生活しています。

親からお金を貰い、競馬・パチンコ・外でおでんを食べたりの日々で心象最悪。
しかも彼らは全員童貞。


また全裸になったりNGワード・下ネタを言ったり、カフェの中でうんこを漏らそうとしたりとお下品全開です。


普通に大声で「○ックス!」って叫んだり
しまいには銭湯で「これ、誰の○んこでしょう?」って当てるクイズをしていたりでやりたい放題。


アニメは第1期〜第3期まであり、合計で全77話(1話30分ほど)。
※一部はDVDを購入しないと観れないお話もあります。

第1期の第1話が観れない理由は、テレビで放送はされましたが『北斗の拳』や『進撃の巨人』『ラブライブ!』など、いろんなアニメをパクリすぎて、お蔵入りしました。
いわゆる大人の事情、です。


なので動画サイトにもDVDにも収録されず、見ることが出来ません。
ファンの間では"幻の第1話"と呼ばれています。


『おそ松さん』は、今回の実写版公開までかなり歴史があります。

☆『おそ松くん』(小学生時代)
●1966年〜1967年
第1作(全56話)※モノクロ版

●1985年
テレビドラマ(全1話)

●1988年〜1989年
第2作(全86話)※カラー版

●1989年
アニメ映画(25分)

☆『おそ松さん』(大人になった時代)
●2015年〜2016年
アニメ第1期(2クール・全25話+3.5話+SP1話)
※1話・3話の一部が欠番(お蔵入り)

●2016年
ショートアニメ(全6話)※JRAとのコラボアニメ

●2016年
舞台(第1弾公演)

●2017年〜2018年
アニメ第2期(2クール・全25話)

●2018年
舞台(第2弾公演)・喜劇

●2018年
ライブツアー(舞台キャスト・第1弾公演)

●2019年
アニメ映画

●2019年
舞台(第3弾公演)

●2020年
ライブツアー(舞台化キャスト・第2弾公演)

●2020年〜2021年
アニメ第3期(2クール・全25話)

●2022年・2023年
新作アニメ映画公開


公開までまだ時間があるかと思いますので、設定やキャラクターの性格・特徴を理解し、頭に入れてから映画を見に行って欲しいです。



伝えたいこと②「おそ松さんファンはSnowManを批判している訳じゃない」


発表時Twitterで一部のSnowManファンの方のツイートで、


「SnowManの悪口をSNSで言うな!」

「文句言うなら実写映画と滝沢歌舞伎を観てから言え!」

というツイートを見たんですけど、「違う違うw おそ松さんオタや兼任オタが批判・不安視しているのはそこじゃないですよね」ってめちゃくちゃ言いたい。


おそ松さんファン・両方を知っている兼任オタが危惧・批判をしているのは、今回の実写化で元々アニメや原作にはなかった設定やキャラクターが勝手に追加されること、設定が変えられてしまうことに怒っているんです。

アニメの主人公は六つ子の6人。演じるSnowManのメンバーは9人。
元々の人数が合いませんよね?


そして主人公の六つ子たちは、背丈が全員同じで顔もほぼ同じの”一卵性”の兄弟


”一卵性”の再現は無理だとしても、身長は原作に合わせるために、設定として絶対揃えないといけないんです。
何故なら生物学的におかしいことになるから。



五男・十四松役の佐久間さん、六男・トド松役のラウールさんの身長差が約20cmほど違うとお聞きしました。



映画を作るとしても「六つ子は全員身長が同じ設定なのに、実写でどうやって再現するの?」
「並んだ時に何でこの兄弟だけ身長が高いの?低いの?」って言われてしまいそうだなと私は思いました。


また今回の実写化で映画オリジナルキャラクター3名が登場しますが、オリジナルなので、当然アニメ・原作には登場しません。


六つ子の他にも「シェー!」でお馴染みのイヤミや、チビ太・ハタ坊など個性豊かなキャラクターたちが登場します。


私は、なんでイヤミたちにしなかったの?って思ってます。
わざわざ新しいキャラクターを出さなくても良い。
SnowManさんは、バラエティー系の冠番組持っているそうなので、新しいキャラをわざわざ出さなくても、個性強過ぎ原作キャラで十分戦えると思いますけどねw



おそ松さんファンが怒っているのは、Twitterで意見を言っているのは、
「SnowManは全然悪くない。そもそも実写化するとしても設定・人数も違うし再現には無理がある。元々アニメにはなかったオリジナルキャラクターを今回なぜ人数合わせのために作った?本当に原作をリスペクト・理解したんですか?」と"スタッフ・監督・運営に"理由を聞きたいんです。

正直監督さんのコメントを読んでいると、



なんか大人の事情というか、「同じavex繋がりだし、超人気のSnowMan起用したらヒットするはず!人数合わないしアニメにはないけど、オリキャラを彼らの為に用意しよう!」というコネと忖度と高収入の面が見え見えで、引きました。


今回1番これが言いたかったんです。(心の訴え)
誰もSnowManの皆さんに「顔がダメ」だとか「ブサイクだ!」とか誹謗中傷を言っているわけじゃないんです。


伝えたいこと③「逆の立場になって考えてほしい」


今回の実写化で批判を受けて「何でそんなことを言われなきゃいけないんだ」と怒っているファンへの方に一つ聞きたいことがあります。


それは「もし逆の立場で同じようなことが起きた場合、どうしますか?」です。


例えばの話ですが、
『滝沢歌舞伎』の新しい公演または映画化が決まりました、
元々主演であるSnowManの皆さんに加え、新しい(主役級の)キャストとして別グループのジャニーズの方や普通の俳優さんが起用されたとします。



絶対「え、なぜ?」ってなりません?



「引退したタッキーの後を引き継いで、今まで9人で頑張ってきたのに、作り上げてきたのに何で関係のない◯◯が急に出てくるの?」って思いませんか?



今その状況がおそ松さんファンの間で起きていることなんです。
五男・十四松推しの私も妹も、次男・カラ松推しの母もテレビで見て、今も困惑しています。


例えの話はありえないかもしれませんが、きっと同じことだと言えると思うんです。



伝えたいこと④「"佐久間くんがいるから大丈夫"じゃない。」

アニメ『おそ松さん』は、声優界では超有名、オタクなら知ってて当たり前のベテラン声優さんが多数出演しています。


そんな今までたくさんのアニメに出てきた声優さんが、雑誌の取材などで口を揃えて言っているのが、


「毎回収録でヘトヘトになる。」
「体力が必要。」
「収録開始10分で全員汗だく。」
「フィジカル的にもメンタル的にもかなりしんどい」
「ギリギリを狙った演技が多いから、一切気が抜けない。」

アニメ映画が決まったときも、
「嬉しいんですけど、体力持つかな…。」
「え、嘘でしょ(だろ)?笑」
「あのテンションで尺長とか…。」


と絶対作品をクビにされそうなコメントを堂々と言っています。
これは声優さん達がベテランだから言えること。

一言で説明すると最初から最後まで、一切噛まずハイテンション&アクセル全開でアフレコをしている状態です。



そして「(アニメに詳しい)オタクの佐久間くんがいるから大丈夫!」というツイートをたくさん見ましたが、数多の声優さんのインタビューを読んできた身として、正直キツめに言わせて頂くと考えが甘い・甘やかしてるなと思いました。



オリジナルでゼロから作る舞台とは違い、マンガなどの原作やアニメが既にある作品を実写化する場合、アニメと同等・それ以上の演技や表現をしなければなりません。


だからアニメに詳しい佐久間さん1人だけが理解してても、演技が出来ててもダメなんです。

全員がそれぞれの役の特徴を理解して出来てないとストーリーが合わない・噛み合わないし、意味がない。


あと個人的にアニメを見ていて1番演技がキツくて大変そうだと思うのが、大声で叫んだりツッコミに回ることが多い三男のチョロ松(緑のパーカーの子です。)。


昔逃走中を見ていて、演じることになった目黒さん出ていたとき、かなり冷静な人なんだなと思いました。
台本を見たら性格が真逆で、きっとビックリすると思いますよ。


まとめ

長々と書いてしまって本当にすみません。
でもこれが私の伝えたかったことです。


「何だよこの記事」って思っている方もいらっしゃると思います。
だからと言って「上から目線で批判しやがってコイツ死ね」とか言わないでくださいね。
これこそが"誹謗中傷"というやつなので。


今は何でそうなった?と運営に矛先が行ってますが、今後は脚本の内容やSnowManの皆さんの演技力次第では、彼等に矛先が行きます。

さすがの私でも擁護は出来ません。
「ほら、だからやめとけば良かったじゃん」って言うと思います。

内容がどうなるか不明ですが、実写化をするのであれば、SnowManの皆さんには演者としてのプライドを持って、アニメ同等のクオリティーで全力で演じて欲しいなと思います。


ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?