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社内SEである自分が社員の前で話す機会を与えられたら②・・・変化に慣れておく

前回の続き・・・

全社員の前で話す機会を与えられたら、結論

”変化に慣れておいたほうが何かとよい”

・・・と伝えたい。


■変化とは疲れること

変化するとは、実は本当に疲れる。

〇これまでやってきたものを、一旦なくして、新しい何かを覚えなくてはいけないこともあるだろう。

〇新しい社員と一緒に仕事をすることになった時は、その人との人間関係構築から始めなくてはいけないだろう。

〇新しい会社・組織・部署に所属することになったときは、新しいルールを覚え直す必要があるだろう。

きっと、変化に成れるまでの時間は、肉体的にも疲れるし、心と頭はもっと疲れるだろう。

このこと、人はみんな分かっている。

現状維持が1番疲れない・・・と。

変化なんて、面倒で辛いこと、本当はみんなしたくないのだ。


■変化の種類

きっと世の中には、変化して良いものと、悪いものがある。

例えば・・・

〇警察官は人の安全のために働く

〇病院の先生・看護師さんは人を治すために働く

〇政治家は国民の生活のことを考える

・・・etc

ま~この辺りは逆に変わっては困るし、信念も変えないで欲しい。

ただ・・・

〇生活をよりよくしたい

〇仕事の効率を上げたい

〇コミュニケーションの種類を増やしたい

・・・etc

この辺りに関しては、どちらかというとツールの話しで、これらについては技術の進歩に合わせて、変化させていったほうがよいだろう。結果、自分のためにもなる。

社員の方が悩んでいるのは主にITツールの変化だ。


■ITツールの変化、これを覚える意味

社員の方が、新しいITツールを覚えるのを嫌がるのは、面倒・疲れる以外にも理由がある。

それは・・・

どうせ覚えても、またすぐ別のツールがでてくるでしょ?

そしたらその時、覚え直しでしょ。

だったら今、覚える必要はないんじゃない?

・・・実はこれ、私も昔よく思ってた。

どうせ、この先、もっと便利なツールが出て来るんだから、その時に覚えればいいんでしょ?だったら、今、頑張って覚える必要なんてないのでは・・・?

一見最もそうな意見だが、これ実は落とし穴だ。

じゃ~どうやって、”変化に慣れておいたほうが何かとよい”・・・

このことを社員の前で説明するか・・・


■”変化に慣れておいたほうが何かとよい”・・・昔話を利用する

会社には新しいITツールがどんどん入ってきています。

そんな中、ITツールは日々変化していくので、今あるものを、覚える意味があるのかと言われることがあります。

昔、IT企業にいたとき、ある上司に言われた言葉があります。

「確かに技術はどんどん進歩している。

だから、今、覚えた技術が3か月後には無駄になる可能性だってある。

ただ大事なのは、いずれかの時点でその時ある技術を、頑張って完全に習得すること。

今覚えた技術が将来役に立たないからといって、習得しないでいると、結局、技術を習得できない人間になってしまう。

それに未来の新しい技術だって、今の時点の技術がベースとなって、できている。だから今の時点の技術を身に付けておくことは、大きく見れば無駄にはならない必要なこと。」

この上司は、技術が変化するのは当たり前のこと、ただ今時点の技術を身に付けられない者は、将来に渡っても技術を身に付けることはできない、そのことを教えてくれました。

人は変化することに慣れていないと、いざ、本当に変化が必要なときに、変化することのできない人間になってしまうのです。

世の中の動きに合わせて変化できる人が、生き残っていくのだと思います。

それには、日々、自分自身が変化する練習をしておく必要があるのです。


■大事なのは変化することが重要だと社員が理解すること

ビジネス書を読めば、変化が必要と書いてある。

でも大事なのは、その必要性を会社の現場レベルまで落とし込むこと。

スマホが世に出てたった13年、世の中激変した。

そして、これから13年経った時、世の中更に変わっていることは間違いない。それももっとスピードは加速して・・・

変化することにみんなが慣れていないと、時代の流れに取り残される。

会社があるかどうかも分からない。

社内SEである自分は、ITに触れているからこそ、その流れを強く感じることができる。

この感覚を、社員に落とし込めるようにしたい。

もし全社員の前で話す機会を与えられたら、

”変化に慣れておいたほうが何かとよい”

この内容で話をしたい。

私が社員の前で話したい内容は後、1つ。

それはまた次回・・・


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