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自選集:詩

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密室で延焼する憎悪と、古戦場に揺れる花と。
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2017年12月の記事一覧

「これが僕の欠点? 君の弱点の間違いじゃないか? 君にとっての不都合だから、そんなに大きな声を出しているんだね。だったら何度でも何度でもリピートしてあげるよ。核心突いてくよ。これは僕にとっての長所だ。黙らせたくてたまらないのなら、叫んであげるね。一人でも多くの人に届くようにね?」

全員が付いてこれるとは思っちゃいない。同じ地点に留まりたい人達は、僕らが危険を承知で向こう側に歩き出そうとしたり、真実を探し求めている姿を見るだけで強い劣等感を覚えていることも知っている。それでいい。ここから先は勇気のある者だけで進む。じきに冬が来る。早く不毛の大地を抜けないと。