ヒット商品っていかにも狙って作りました、みたいなストーリーで語られることが多い。 実際は狙ってなかった商品が偶然ヒットして、ストーリーは後付けするパターンの方が感覚的に多い気がする。 いずれにせよ何がヒットするかわからないんだから、早くプロトタイプを作ってお客さんに試してもらうことが一番手っ取り早い方法なんじゃないか? そしたら良くも悪くも評価をしてもらえるし、PDCAを早く回せるようになるメリットがある。
勉強をすればするほど自分の無知さに気づくことになる。 無知に気づいたからと言って手当たり次第知識を詰めこんでいてはいくら時間があっても足りないし、勉強だけで人生が終わってしまう。何をどれだけ勉強すれば良いか? 私の職業は研究者なので、まだ世の中的に知られていないことを、実験を通して証明し新たな知識として世の中に発信することが仕事だ。『新たな知識』として認めてもらうために、その分野でまだ知られていないことを説明する必要がある。そのための勉強は最低限必要だ。 研究者一個人とし
Cultibaseより①「一言」が会議を変える 「心理的安全性」と「問いかけの作法」、②問いかけの作法:チームのポテンシャルを活かす技術 を視聴した感想を書きます。 【感想】 人が意見を言ったあとに、ポジティブなフィードバックを返すことは大事だと思った。 人間は相手を浅く理解してコミュニティを形成してしまうが故に、関係性が固定化されてしまうという考えにはなるほどと思った。関係が固定化されるとチームメンバー各々のポテンシャルが発揮されなくなり、仕事しても楽しくないしイノベーシ
2021年9月18日農芸化学会シンポジウム「見えてきた、ビフィズス菌がヒトのおなかに棲む理由と意義」の聴講メモです。 【内容】 ・ビフィズス菌種の住み分け 乳児の腸にはビフィズス菌が多く存在することが分かっている。また老化に伴いビフィズス菌の割合が減少していく。ヒトの乳児、大人または他の動物のビフィズス菌の種類は異なる。ヒト常在性ビフィズス菌(HRB)は母乳中に含まれるヒトミルクオリゴ糖(HMOs)を代謝し増殖できるが、ヒト非常在性ビフィズス菌(Non HRB)は増殖
枯れた技術の水平思考とは元任天堂のゲーム開発者・横井軍平氏の製作哲学。 既にあるものを別の用途へ移行させるという、技術のリサイクル理論。 Cultibase radioの「イノベーションは「枯れた技術」から生まれる!」の回を聞いていてこの考え方を知った。 もちろんこの考え方から生まれたので任天堂のゲームだけではない。その中でも私が好きだったのは「ポストイット」の事例。ポストイットの貼って、剥がして繰り返し使えるこの特性は、出来損ないの接着剤から生まれたとのこと。没にするの
(「自分の意見」の方程式より引用) 意見は以下の4つから構成される。逆にいうと4つのうちどれかが欠けていると意見は生み出されない。 「意見(opinion)」=「①事実(fact/evidence)」+「②問題(problem)」+「③自分、(view)」+「④提案(advice)」 例 日本は諸外国と比べても高齢化率が大きく、それが日本の財政を圧迫している【事実】。これはこれからどんどん深刻化していく問題だと感じるので【問題】、私は、これからの日本のことを考えると【自
最近ジョギングを始めた。ジョギングはいわゆる有酸素運動であり、続けることで体が有効に使える酸素量が増加する=スタミナがつく。 スタミナは全体持久力と言われるようで、全体持久力が高いと心血管系疾患の罹患率や死亡率が低いと言われている。 全体持久力は最大酸素摂取量によって評価される。最大酸素摂取量とは「1分間に体内に取り込まれる酸素の最大量」のこと。 より酸素を効率よく消費できると言うことは、代謝効率が良くなると言うことだら肥満の予防にもつながり、動脈硬化などの生活習慣病予
最近ワインを少し嗜んでいる。 ワインの違いなどわからない私がワインを褒める時に出てくる言葉はせいぜい「飲みやすい」。 なぜ飲みやすいワインは売れるのか?ワインって私には飲みにくい印象がある。それもあってか、飲みやすいワインに当たるとレア感が出てありがたい存在のように思えてくる。 他にも普段高くて買えないものが、メルカリで超お得な価格で出費されてたら、そこまで欲しいものでもないのに買ってしまう。 惣菜に半額シールが貼られてたら、本当に食べたいものそっちのけでお得な半額の
この記事では寒冷地の水稲直播栽培において重要な形質の中でも特に発芽に注目して考えたい。 佐々木は低温発芽性と2葉長3葉長、播種後45日の乾物重量、初期の葉齢指数に正の相関が確認されたと報告しており、低温発芽性に優れることは単に発芽が揃うこと以外にも、初期生育の安定化に有利な特性であると考察している。 続く 参考文献 佐々木,水稲品種の低温発芽性と初期生育との関係 : 1.初期伸長性との関係
1.疑問点 コムギ栽培で子実のタンパク含量を上げるために、尿素を葉面散布する技術が知られているけど、なぜ粒重は増加せずタンパク含量が増加するんだろう? 2.考察 ・シンク−ソースという考え方 稲葉ら(2018)※1は、パン用コムギ品種「せときらら」に対して尿素の葉面散布を行なった結果、無処理と比べてタンパク含量に有意な差があったが子実の重量には差が認められなかったと報告している。 結果の考察として、「コムギの子実生長は,シンク容量によって制限されており,特別な