サービスデザインクエスト - Camp#02 をレポート
サビクエの川崎です。
3/5火曜日に、サービスデザインクエストのスピンオフイベントCampの第二回を開催しました。今回はその振り返りをまとめたいと思います。
どんなイベント?
サービスデザインクエストは「デザインのナレッジを、あらゆる職種の実務に織り込む」をテーマにした活動です。その中で「Camp」では対話、また手法やアプローチなどを伝えていく場として展開しています。(ちなみにQuestはサービスデザインの実践の場)
今回のテーマ
今回のお題は、「キャリアビジョンをみんなで描く」です。自分のキャリアビジョンを対話を通じて発見、設定していくという内容でした。
ワークの元となったのはアトラエのデザイナーたけてつさんが作成された未来キャンバス。
ご本人の許可をいただき、こちらをベースに今回のイベントのテイストや趣旨に合わせて、サビクエメンバーでワークシートを作りました。
ワークの流れ
ワークは4人1テーブルのグループワーク!
主催者としての目的は、皆さんにシートを完成してもらうことよりも、「対話」を通じて自分一人では、たどり着けなかった答えや気づきを得てもらうことです。
そのためワークは常に個人ワークとグループワークがセットになっています。まずは自分のことについて考えて、それをグループに共有しインタビューし合うという流れで組まれております。
ワークの様子
まず最初はLEGOを使って自己紹介からスタート!自分の「今の状態」と「なりたい姿」に重なるLEGOを選び、グループの人に説明します。
当たり前ですけど、皆さん本当に別々のLEGOを選んでました。このLEGOはなかなかよくて、例えば自分の「なりたい姿」を言葉で表すと、冗長になってしまったり、短い時間でパッと答えるのが難しい・・・。でも「目に見える形を何と無く選ぶ」→「自分を重ね合わせて意味づけする」という、視覚的イメージから入っていくことで、漠然としながらも軸を自分の中で再発見・人へ表現できる感じがしました。
個人ワークとグループワークの繰り返し
個人ワークの様子。「むむー」という顔をしていたので書くの難しいのかなと思ったら、皆さんだいたいびっしり書かれててすごかったです・・・!
個人ワークが終わると、共有に入ります。1人ずつ自分がワークシートにまとめたことを話し、それに対し気になっところを他のメンバーが質問しインタビューしていくというもの。このやり取りで、他の人の観点や自分の思い込みに気づくことになります。こちらも皆さんメモがびっしり!
二つ名とアクションで宣言
ワークの最後は、「宣言」です。今回宣言するのは「二つ名」と「アクション」です。
・二つ名:同じグループの人からもらい、自分で一つ決める。
※二つ名 とは? 本名以外の呼び方。異名。別名。あだ名。(例)「光の魔術師」「万能の天才」「赤い彗星」みたいなものです。
・アクション:将来のなりたい姿に向かって明日から何をやるか決める。
上記二つを書き上げて、最後一人1−2分ずつ発表していって終了です!
各テーブルを見ていくと、「そんな言葉よく思いつくな!!!」というバラエティに富んだ二つ名が揃ってました。二つ名はここまでの流れから、グループメンバーから一つずつもらいます。そこから自分で選ぶ、組み合わせる、書き換えるなどして自分で決めます。
会場ではこんな二つ名が上がっていました。
・暗闇の荒野に佇むアイディアの宝石箱
・宣教師ザビエル
・可能性トランスレーター
・デザイナーのナイチンゲール
・燃える氷
などなど
ちなみに私もワークと平行で自分のをホワイトボードに起こしており、自分は「光の冒険者」となりました。
たったこれだけ書いただけでも、かなり意識づけされる・・・!そして二つ名をもらうのが嬉しい!あと、人に見てもらうと初めて辻褄があっていないことに気が付いたり、飛躍があったりということに気がつきました。未来に向けた自分の行動がかなり明確になりました。(また後日まとめたい)
アンケート結果
今回のイベントのアンケート結果です。(各5段階評価)
・今日のサービスデザインクエストは楽しめましたか?:4.7
・難易度はどうでしたか?:3.3
・期待していたような内容でしたか?:4.1
・また参加したいと思いますか?:4.5
全体的に高評価をいただけたみたいで一安心です。ヽ(*´ω`)ノ゙ ワッチョーィ♪
とはいえ、ワークがもっとスムーズにいくような改善も施せそうなので、今後アップデートしていきたいと思います。
参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!!
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
サービスデザインクエスト代表 川崎
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