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目標15:陸の豊かさも守ろう

SDGs目標への取組みは、私たちひとりひとりが、また夫々の企業が、着実に行うことが大事です。

 日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。しかしながら、中小企業の取組みは、限定的なのが実情です。 

そこで、まずは大企業の取組みをSDGs17目標に沿って、紹介していきます。

キリングループは、「環境ビジョン2050」のもと、ポジティブインパクトで、持続可能な地球環境を次世代につなげる活動をしています。
農産物の生産地とそこで働く人々とより良いパートナーシップを築き、環境保全に配慮した農産物の利用を進めるとともに、生産地の持続可能性を高める活動を行っています。里地里山が飲みものを作る。そんな社会の実現のために。


例えば、国内有数のホップ生産量を誇る岩手県遠野市ではホップ畑とそれを守るための防風林の組み合わせが多様な生きものを育んでいることを、生きもの調査で明らかにしつつあります。


また、長野県上田市の休耕地を活用した自社管理ブドウ畑でも、生態系調査の結果、ブドウ畑が広大な草原として希少種の昆虫や植生を育んでいることが明らかになり、それを受けて畑の中で希少種を増やす取り組みも開始しています。

出典:キリン