見出し画像

目標13:気候変動に具体的な対策を

SDGs目標への取組みは、私たちひとりひとりが、それぞれの企業が、着実に行うことが大事です。
特に、日本では企業数の99%以上が中小企業なので、SDGsにも中小企業の取組みが必要です。


地域中小企業がSDGsを導入するためには、SDGs取組み事例がヒントになり得ます。
そこで、各企業、行政、団体等のSDGsに関連する取組みを紹介していきます。 


福岡市中央区のキューサイ(コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングスのグループ会社)は、「青汁」で有名です。
自社の事業が、多くのお客さま・お取引先さま・地域社会の皆さまに支えられて成り立っているとして、「持続可能な社会」の実現に向け社会貢献活動に取り組むとしています。


基幹事業である青汁事業においては、人と自然に配慮した「環境保全型農業」に積極的に取り組んでいます。冷凍タイプの青汁の製造を行うキューサイファーム島根では、ケールを搾った後の"残渣"を家畜の餌として再利用し、牛糞でつくった堆肥をケール畑に使用しています。農薬・化学肥料不使用の栽培にこだわり続けているからこそ実現できる、環境への負担が少なく、人にもやさしいキューサイ独自の「環境保全型農業」です。


また、福岡こうのみなと工場では、環境保全活動の一環として太陽光発電システムを2014年から導入しています。工場の屋上に発電パネルを868枚設置し、年間発電量は241,900kWhになります(2019年1月〜12月)。工場内のモニターでは、その日の発電量や1カ月の発電量の変化、CO2削減量などをリアルタイムで知ることができます。


加えて、社員一人ひとりが地球環境に配慮したエコ活動に意識的に取り組むことを目的とし、全社員に対してエコバッグおよびエコ箸の配布を行っています。
買い物の際はレジ袋を使用せず、エコバッグを利用すること、外食の際は割り箸ではなく、エコ箸を持参し使用することを全社的に呼びかけています。このように、自社の事業がお客さま・お取引先さま・地域社会の皆さまに支えられていることを強く認識し、持続可能な社会に向けて取り組むことを宣言し、事業に組み込んでいる、良い経営をされている事例ですのでご紹介させていただきました。


#中小企業のためのsdgs経営
#キューサイ
#コカ・コーラ
#青汁
出典:キューサイ