見出し画像

気候変動・SDGsアクションLabo 通信 2022 vol.6

 第6回目の「気候変動・SDGsアクションLabo」は、プロジェクトチームで活動を考え行動しようの第2段「プロジェクトを具体化し活動の準備を整えよう」です。

■第6回 〔2023年1月23日(月)〕
 「プロジェクトを具体化し活動の準備を整えよう」

今回は前回に引き続きチームごとに話し合いを進め、当日の活動に向けてタイムスケジュールや必要なものなどをより具体的に詰めていきます。


改めて札幌市さんから雪まつり当日について情報共有をいただきました。

・活動ブースは雪まつり西9丁目会場。
・ブース名は「気候変動・SDGsアクションLabo」に決定!
・当日は雪まつり会場全体でスタンプラリーを実施。ブース内にもスタンプを設置し、スタッフが粗品・景品交換を行います。
・プレハブに来る人は、雪像見た後に暖まりに来た人が主になると思います。スタンプラリーで来られる方も景品は年代問わないようなものを用意しているので、色んな方が来られると思いますが、大体滞在時間は10分くらいだと思います。



そして、前回から今回にかけて、チームごとに進んだところ・今日話しあう予定のところを簡単に共有しました。

■あたたかい木ふれあいプロジェクト
ezorockさんへ行き、貸出いただけそうなおもちゃの選定と、事前におもちゃに触って遊んでみました。
展示で貼るポスターの制作も進んでいます!
今日は、全員がezorockさんへ行ったわけではないのでその時の共有と変更する点などを検討する予定です。

■let’s snow world !プロジェクト(雪まつりで雪まつりプロジェクト)
前回のプログラムで内容を大きく変えることになり、チームミーティングで目的などから考え直し、企画の方向を変更したので、今日はより内容の具体化をしていこうと思います。

■冬の防災と暮らしプロジェクト(みぢかなものであたたまるプロジェクト)
前回、防災に関係する展示等はあったほうがよさそうだけど、当日までに何かを作るのは大変そうだということで、アンケート一本に絞ることになりました。
明後日専門家の方にお話を伺う予定なので、それをもとにアンケートの内容を作り、雪まつり会場でアンケートを取る予定です。


アドバイザーのタケシさんからは下記のようにアドバイスいただきました。
「みなさん雪まつり会場でなにか活動するのは決まったと思いますので、頑張っていきましょう。
ここからのポイントは、勇気を持ってシンプルにする。です。
当日は時間がないですし、来た人たちは聞きたくて来るわけではないので、伝えられるのはたった一言だと思ってください。僕たちは結構複雑なものを伝えようとしちゃいますが、実際にそうやってしまうと、だいたい伝わりません。シンプルなものじゃないと伝わらないんですよね。
そのためには、すごく苦しいのですが、やらないことを決める必要があります。勇気を持って「やめよう」という選択をしていきます。
いままで話し合って決めてきたこととなるとなかなかやめられないと思いますが、一度そぎ落としてみて、一番伝えたいところに特化させる、それをシンプルに伝えることができるととても良いと思います。」



その後、チームごとに分かれ引き続き活動当日に向けて打ち合わせを行いました。内容の一部を下記に掲載します。

■あたたかい木ふれあいプロジェクト
・森のピタゴラスの小さいサイズ3つと積み木を借りてブースを作る。デジタルな遊びだけでなく、実際の木のおもちゃに触れて楽しんでもらえたら嬉しい。木育マイスターの方にも来ていただいて、木の質問全般答えていただく予定。
・木工はボンドで装飾してもらう。今週末までに手芸屋さんなど行って物を探して、無ければネットなども考えて準備したい。
・展示に関してはまだ作っていないので、できるだけ早めに作って確認して、今月中には完成させたい。

■冬の防災と暮らしプロジェクト
・アンケートはおおきな壁にペタペタで貼っていってもらうのが簡単そう。壁面用意できるか確認する。常設できればうれしい。
・常設で簡単な2,3択ほどのシールで回答できるようなアンケートを作る。
・内容は明後日有識者の方にお話を聞くので、そちらを基に内容を決めていく。

■let’s snow world !プロジェクト
・当日流す動画はImovieで編集。動画の流れは、雪って楽しい⇒だけど雪が減っている⇒気候変動の影響⇒気候変動対策とは?
・最後に、気候変動に対してどうすればいいか提案する・一緒に考える。
・誰に伝えるか、どんなことを伝えるかなど次回のミーティングできめていく。




最後にタケシさんからの簡単なワークを行いました。

ワーク①
ものすごく短く、伝えたい事・やろうとしていることを表現するとしたら何になりますか?13文字くらいでチャット欄に書いてみてください。
「みなさんが今回のブースでやろうとしていることはなんですか?」

・「子供が木に興味を持つ」
・「冬の防災、暮らしの意識調査」
・「雪の楽しさを守るためにできること」


ワーク②
これを踏まえたうえでもう一つ、参加した人からこういう言葉が出てくる・○○についてどういう言葉があると、今回の企画はよかったといえるでしょうか。
「(参加者から出てきた言葉)を具体的に書いてみてください」

・「雪を守るために自分もアクションを起こしたい」
・「それ真剣に考えたことなかったわ~」
・「ゲームとかyoutubeじゃなくても楽しめるものがあった!」


最後にタケシさんから
「一度、根本的な話をすると、人は簡単には変わらないですし、変えられないです。だけど、何かを伝えたときに、その人の中で気付きみたいなのが生まれ、勝手に変化していくということが起こります。
僕たちが伝えているかもしれないですが、それはあくまで情報提供とかきっかけを作っているだけで、変わるのは相手です。
相手からどんな言葉が返ってきたら狙い通りなのか、的外れなのか、を具体的に考えていくと当日に向けて内容を考えていきやすい切り口になってくると思いますので、伝える言葉と返ってくるであろう言葉をより具体的に考えてみてください。」
とお話しいただきました。


次回は最終回。その間に雪まつり会場でそれぞれのチームが活動を行います。

次回、最終回の 気候変動・SDGsアクションLaboは、「今の気持ちをシェアして、これからの活動へつなげよう」です。
自分たちの活動内容を振り返り、次の自分に活かせることを考えていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?