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企業ランキング上位!YahooのSDGsの取り組み事例

日本初の検索エンジンサイトをつくりあげた「Yahoo」
日々多くの方も利用しているのではないでしょうか?

そこで今回は「YahooとSDGsについて」注目してみました☆
Yahooってどんな会社?SDGsって一体何?そんな疑問から、Yahooが取り組む独自のSDGsへの取り組みなどを一挙ご紹介!

1Yahoo!ってどんなことをしている企業?

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まずはYahooがどのような企業なのかについて少しだけ目を通して見ましょう。

社名《Zホールディングス株式会社(ヤフー株式会社から2019年10月1日に変更)》
事業開始日:1996年1月31日
主な事業内容:グループ会社の経営管理、ならびにそれに付随する事業
主なグループ会社一例:ヤフー株式会社、LINE株式会社、PayPayアセットマネジメント株式会社など…
(参考:Z HOLDINGS 企業情報 より)

ヤフー株式会社は2019年10月にZホールディングス株式会社といった名前に変更し、Zホールディングス株式会社の中の子会社として新たにYahooかぶし式会社が出来上がりました。

そのため私たちがなんとなくのイメージで持っていたものよりも、ヤフーは多くの事業を手がけているということになります。

しかしここでは、Zホールディングスとしてのヤフーではなく、ヤフー株式会社としてのヤフーについて考えていきたいため、ヤフー株式会社の方にも目を通して見ましょう。

社名《ヤフー株式会社》
事業開始日:2019年10月1日
主な事業内容:イーコマース事業、会員サービス事業、インターネット上の広告事業
(参考:ヤフー株式会社 会社情報 より)

どちらもともに私たちがよく知るYahooに関わりのある事業です。
今回はそんなYahooが取り組むSDGsの貢献例についてさらに掘り下げていきますよ♪

2SDGsって一体どんなことをしているの?

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2015年の9月、ニューヨークの国連本部で開催された開発サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」が採択されたことをきっかけに、SDGsは日本だけではなく国連に加盟している国で取り組まれるようになりました。

SDGs(エスディージーズ)とは、サスティナブル・ディベロップメント・ゴールズの略称で「持続可能な開発目標」といった意味を指します。

SDGsの前に採択されていたMDGsの反省を生かし、開発途上国だけではなく先進国も積極的に目標達成に取り組めるように「誰も置き去りにしない世界を目指す持続可能な開発目標」が発表されました。

採択された年である2015年から2030年までという15年の期間の中でSDGsによって決められた目標を達成しているのが特徴です。

気になるSDGsの中身についてですが、SDGsでは17の目標と169個のターゲットが設置されています。
その分野は多岐にわたるもので、私たちの身近にあるジェンダーの問題や教育の問題だったり、貧困や水道などの発展途上国と深く関わりのあるモナドがあります。

自分たちに関係のない内容だからと軽視するのではなく、私たち一人ひとりがSDGs目標達成のために動くことがまずは何よりも大切なんです!

SDGsでおさえておきたいポイント
①SDGsとは、『Sustainable Development Goals(サスティナブル ディベロップメント ゴールズ)の略であり、持続可能な開発目標』という意味である。
②2015年9月の国連サミットで採択された世界共通の目標であり、ゴールまでの期間を2030年までと設けていることが特徴として挙げられる。
③国連に参加している193カ国すべての国が参加しており、日本もSDGsに参加している国の一つである。
《SDGsの目標》
テーマ 『誰も置き去りにしない世界』を目指して
目標1 「貧困をなくそう
あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ

目標2 「飢餓をゼロに
飢餓に終止符を打ち、食料の安定確保と栄養状態の改善を達成するとともに、持続可能な農業を推進する

目標3 「
すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

目標4 「質の高い教育をみんなに 
すべての人々への包摂的かつ公正な質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

目標5 「ジェンダー平等を実現しよう」
ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを図る

目標6 「安全な水とトイレを世界中に」 
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

目標7 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する

目標8 「働きがいも経済成長も」
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

目標9 「産業と技術革新の基盤をつくろう」
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

目標10 「人や国の不平等をなくそう」
各国内及び各国間の不平等を是正する

目標11 「住み続けられるまちづくりを」
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

目標12 「つくる責任 つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保する

目標13 「気候変動に具体的な対策を」
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

目標14 「海の豊かさを守ろう」
持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

目標15 「陸の豊かさも守ろう」
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

目標16 「平和と公正をすべての人に」
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

目標17 「パートナーシップで目標を達成しよう」
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

今回ご紹介しているSDGsの内容については簡単なものばかりのため、もっと深くSDGsについて知りたい!といった場合にはこちらのサイトを参考にするのもおすすめです。
SDGsを本当にわかりやすく解説します
最近耳にするSDGsとは?意味を解説!
日本が解決すべきSDGsの課題

3Yahoo!の一味変わったSDGsの取り組みとは?

SDGsに理解できたところで、実際にYahooがどのようにSDGsに対して取り組んでいるのかをみていきましょう。

◆Yahooでは4つの課題を中心にSDGsとからめて目標達成に貢献をしている

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CSRという言葉を聞いたことはありますか?
企業に勤めている方であれば一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、ここで一度簡単に触れておきましょう。

CSRとは、企業の社会的責任のことを指します。
社会的責任というのは、従業員や消費者、投資者、環境への配慮などがあり幅広い分野の中で適切な意思決定をするといった責任のことをCSRといいます。

ではなぜ、ここでCSRにふれたかという点について考えていきましょう。

Yahooでは基本的にCSRとからめてサスティナビリティやSDGsの目標達成に貢献をしています。さらにCSRの中で、主に4つの課題を設置してSDGsの目標達成にも貢献できるように取り組んでいるのが特徴です。

まずは事例を見る前に一度、Yahooの取り組んでいるCSRの課題についても少しだけ目を通しておきましょう。

『YahooのCSR』
①情報技術社会の発展
②災害・社会課題への支援
③誰もが活躍できる社会への実現
④持続可能な社会への挑戦
(参考:UPDATE JAPANヤフーのCSR より)

この4つの柱を中心にYahooではCSRの課題やSDGsについて取り組んでいます。では実際にどのような取り組みがあるのかについて見ていきましょう。

《参考サイト》
【3分でわかる】CSRとは? 活動の種類、取り組み方、人事部の役割

(1)SDGsについての理解を深める場の提供

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SDGsの認知度について皆さんはどれくらいあるかご存知ですか?
答えは「日本国内では50%未満」なんです…

残念なことに日本ではまだまだSDGsの認知度が低く、SDGsそのものを知らないままエコバッグやエコ活動をしている方なんかもいらっしゃいます。
せっかくサスティナブルな生活を取り入れているのにもかかわらずSDGsについて知らない!なんていうのはもったいないですよね。

そんな日本人のSDGsについての認知度の向上を図るべく、Yahooではまず「社員のSDGsに対しての認知度アップ」を実施しています。

ただSDGsについての認知度を上げるだけではなく、SDGsについての理解を深めた上で自社でどのようにSDGsに貢献していくのかなどを考えて発信するセミナーを開くことで、SDGsについての興味関心を持つという効果が期待できるセミナーなんです。

SDGsの目標達成のためにはまず何よりも先に「SDGsについて知ること」が大切です。Yahooではまず何よりも先にSDGsの認知度を社内でもあげることによって、SDGsの目標達成のために貢献しているんですよ♪

さらに「SDGsについて」の知識を深める場の提供は社内だけにとどまりません。
Yahooは国内でも大手の検索エンジンを提供しているサイトで、ニュースやブログ、知恵袋なども発信していますよね。

そこで多くの方がSDGsについて触れる機会を増やし「SDGsとはなにか」といった疑問を解決して、SDGsについての知識を増やす場を提供しています。

私たちの生活に欠かせなくなっているウェブを取り扱う企業だからこそできるSDGsの取り組みは、他の企業とは一味も二味も違うのが特徴です。

ヤフー従業員、SDGs「アウトサイド・イン」を体感「SDGsダイアログ2019」

(2)独自のSDGsプロジェクトを実施

YahooのSDGsの認知度アップの取り組みは自社のニュースサイトなどだけではとどまりません。

YahooではSDGsの取り組みの一貫として「クリエイターズプログラム“DOCS for SDGs”」を実施しています。

「人々の心を動かして、社会課題を解決する」という目標にクリエイターが製作した作品を発信し、それぞれのSDGsの目標と照らし合わせて紹介しているプロジェクトです。

大和証券グループ協賛し、ドキュメンタリー映像を用いた「教育プログラム」を提供することで多くの人にSDGsについて考えて知ってもらう場を提供しています。

言葉だけではわかりにくこともクリエイターが作成した独自のビデオやドキュメンタリー映像を通して知ることによって、より具体的にSDGsの目標を達成しなければいけない問題や背景などについても知ることができるため多くのサポーターの協力を得ているのが特徴です。

教育プログラムは実際の学校の授業でも使用されており、生徒だけではなく教員たちからも絶賛の声をもらうほど。
今現在新しい教育カリキュラムにあわせて2021年度の7月を目安に新カリキュラムを準備しているので、学校教材など子どものSDGsについての知識を深めたい場合にはおすすめのプロジェクトなんですよ★

クリエイターズプログラム“DOCS for SDGs”について、どのような内容のビデオがあるのかプロジェクトについてさらに詳しく知りたいといった方はこちらの公式サイトを参考にしてみてくださいね。
ドキュメンタリーで知るSDGs DOCS for SDGs

4 まとめ

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いかがでしたか?
それでは今回ご紹介した内容のまとめです。
【Yahoo×SDGsについて】
・Yahooについて
・SDGsについて
・YahooのSDGsに対する取り組み
◆Yahooの4つの目標
(1)社員のSDGs認知アップ
(2)DOCS for SDGs についてご紹介しました。

Yahooではその独自のウェブの強みを生かしたSDGsへの取り組みが特徴的でしたね。
新たなカリキュラムも作成中のDOCS for SDGsでは、今後もさらにSDGsについて積極的に取り組んでいく姿を楽しみに私たちもSDGsについての知識を深めていきたいですね。

noteでは他にの企業についての紹介もしています。よければこちらも参考にしてみててくださいね♪
SDGsのランキングトップ企業を紹介します【2015年】

今回ご紹介した企業の他にもどのような企業がどのような取り組みを行なっているか気になる方はこちらも参考にしてみてくださいね。
SDGsに取り組む企業TOP100まで大紹介!

《参考サイト》
DOCS for SDGs
2030年、SDGs達成に向けてヤフーは何ができるのか 報告:SDGsダイアログ2017
DOCS for SDGs(大和証券グループ)
ドキュメンタリー映像でSDGsを知ろう!「Yahoo! JAPAN ドキュメンタリーナイト!」開催


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