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#8 【難聴娘の記録】おーい!!

タイトルからにすると「?」と思った方が多いかもしれません。

娘だけではなく、聴こえない・聴こえにくい・コーダの子どもあるあるかもしれませんが、親、先生、友達を呼ぶとき、相手の肩をトントンすることがあります。

聴こえる子どもの場合は声を出すことで、相手を振り向かせるようにしますよね。私の娘は、声ではなく、私たちの所にきて身体のどこかをトントンしてきます。そのトントンしている姿が愛おしいので、少し気づかないふりをしていたら、何とか振り向かせようと頑張ってトントンし続けています笑 しまいには、私の顔を両手で押さえ、無理やり自分の方にぐいっと振り向かせようとします。

最近、娘とふたりでドライブに行くことができるようになりました。

片道1時間の長距離ドライブが少しずつできるようになって嬉しいです🚘
ただ、お菓子を与えたり、youtubeでの動画を見せたりする対策を講じる必要がありますが… (皆さんもそうですよね?)

ある日、私と娘と一緒に車でお出かけをするとき、娘にはiPadでyoutubeを見てもらうようにしました。ちなみに、娘は私の真後ろにあるベビーシートに座っています🙌

運転中に、突然

私のシートが何かに蹴られたような感じで前後に揺れました。

何かなと思い、バックミラーで娘の方を見たら不機嫌な顔をしていました😒

自分は、きっと退屈で飽きてきたのかなと思い、その時はそのまま運転に戻りました。

そしたら、またシートを蹴ってきました。

これって、私のことを呼んでいるのかなと思い、信号で止まったときまた娘の方を見ました。

そしたら、iPadの方に指をさしていたのでiPadを見てみたら、youtubeの動画にCMが入っていた為、動画が止まっていました。あー、娘はこのことを伝えたかったんだなと思いました💡

CMを飛ばす「スキップ」を押してあげました。そしたら、不機嫌な顔からいつも通りの笑顔に戻りました✨

これで解決とおもいきや、youtubeにCMが入るたびに私のシートは揺れ続けることに… どん🦵どん🦵….

このようにトントンしたり、声で呼ぶのではなく肩をトントンして呼びかけることは、ろう文化の1つでもあると言われています。他にも、部屋の電気を点滅させて気づいてもらう、床を脚でドンドン踏むことで床に振動を与え相手に気づかせる等とかがあります💡 

なお、保育園でも先生や友達には肩をトントンして呼んでいるようですw

今回、私から娘に私を呼ぶときはシートを蹴ってねと教えてないにも関わらず、相手を呼ぶために自分の意志で「蹴る」という動作を実行したのはズゴイなぁと思いました✨👀 (まぁこれは親バカですよね)

これからも自分で考えて、アクションができるようになってほしいと思っております! 

なお、肩をトントンすることは聴者にとっては慣れない部分かもしれないので、相手を驚かせてしまうかもしれません。その時は、その都度学んでほしいと思います。話し合いを通じて、相手が驚いた理由等をきき、自分はどうすればよいのか考えていってほしいと思います✨

私の場合は、よく言われたのが「声がでかい」「うるさい」でした。自分自身、声が大きいとよく聴こえるし、周囲にも伝わりやすいだろうと思っていたので自然にそうなっていたと思われます。特に家族から「声がでかい!」とよく言われていました。その都度、声の大きさを調整していき、なんとか場所や状況に合わせて声の声量を調整することができるようになりました。 自分では本当に分からない部分なので、周囲から教えてもらうことで気づかされることが多くありました。

それでは、今週も頑張っていきましょう!!


竹本真悟

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