総務省に毎月エロ漫画にいくら使ったか報告して報酬を貰っていた話

嘘ではない。

実は依頼を受けて総務省統計局で行っている家計消費状況調査に半年ほど
協力していました。何の調査かというと、

”家計消費状況調査は、世帯を対象として、購入頻度が少ない高額商品・サービスの消費やICT関連消費の実態を毎月調査しています。調査結果は、個人消費動向の分析のための基礎資料として利用されるとともに、我が国の景気動向を把握するための基礎資料としても利用されています。”

だそうです。めちゃめちゃざっくり言うと君は毎月どんなものに
金使ってるんですかっていう調査ですね。
全国から3,000の調査区を選定し、その中から10世帯ずつの合計
30,000世帯をランダムで選んでるみたいです。
10世帯のうち選ばれる単身世帯は1世帯だけみたいなので、
そこそこの確率を引き当てたっぽいです。

やる事といえば各月毎に購入したもの・サービスを調査票の項目別に
まとめて提出するだけです。自炊の食費等は調査内容に含まれておらず
(外食は含まれます)、店舗で直接購入したものの調査項目はそこまで
多くなかった(インターネットで購入したものは結構細かく書かされる)
ので、自分の場合はクレジットカードの明細や各種サイトの購入履歴を
見返す事で大体記入が可能でそこまで難しい作業ではなかったと思います。
協力報酬として初月500円分、6(8かも)ヵ月継続協力と調査終了時に
2000円のQUOカードが貰えます、確か。

イラストレーターに投げ銭してみたり、海外からよく分からん部品を
買って見たり、調査の参考にするにはアレな世帯ですがやってみる事に。
俺が全国の統計をメチャクチャにしてやるぜ。

消費の”見える化”

家計簿とかちゃんとつけてる人なら大した話ではないんですが、
自分はそんなにマメではないので今まで正直自分の金銭の動きを
ちゃんと把握しきれておらず、貯金残高を見て大体こんなもんか~と
思うだけの日々でした。
食費等を抜きにしても毎月実際どのくらいのお金を何に使っているのか
分かっておらず、調査票にまとめる事で客観的に見るいい機会に
なりました。
では7月の例を見てみましょうか。

外食(ピザ、カレー、中華食べ放題等): 14165円
パンツ: 8064円
フィギュア: 3510円
LEDバーライト(新居ロフトベッド下用): 1180円
CD: 2970円
デジタルアルバム: 1600円
マットレス: 40000円
誕生日Amazonギフト(贈答品): 1689円
ゲーム: 12680円
漫画: 1815円
画集: 1900円
原画: 33000円
エロ漫画: 9933円

合計: 132506円

早速「俺エロ漫画に月1万使ってたんだ…」という気付きを得る事が
できました。良かったですね。
今月末に実家に引っ越すことになったので先月から家具を新調したり
してますので、その一環でマットレスを替えました。パンツも古くなって
面倒くさかったので全部一新。という事でその辺はまぁ妥当な出費かなと
思います。エロ漫画1万円は多分妥当な出費ではない。
とまぁ客観的に使った金額を見る事で何を節約するべきか考えたりする
いいきっかけになりました。まぁこの調査もう半年やってるから
反省はしても全然改善出来てない
んですけどね。

協力してみて

実際はこれに食費家賃光熱費などが上乗せされるので、もっと出費が
多い事になりますね。引越が控えているなどの理由があるとはいえ、
実際自分の月収に見合ってない消費の勢いなのでマジで自戒した方が
良いなと思える半年間でした。改善出来てないけど意識を持つだけでも
大事ですよね。あと弁解するとすれば毎月エロ漫画に1万円使っている
訳ではないです。まぁ0円でもないけど。

調査の期間は1年間なんですけど、調査区を跨いだ引越をする事で
調査継続が不可能になったので7月分の消費状況を報告して終了しました。

後こういう状況だし調査局員の方と直接会う事は1度も無かったですが
電話の対応も丁寧だったし少額ながら報酬も出るしやって損はなかった
かなという感じでした。
本来は調査局員が直接訪問して調査票とか持ってくるみたいなんですが、
まぁ自分の部屋汚いから人上げたくないし、そもそも人見知りなので
かえってよかったかな。

結局何の話なんだよって感じですが、あんまり調査を話題にしてる人も
いなかったし更新もしてなかったので日記みたいなただの報告です。
別に口止めされている訳でもないので多分大丈夫でしょう。知らん。

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