2019Chiptuneリリース個人的まとめ

2020年になったので2019年に良かったチップチューンの紹介でもしてみようかなという感じです。

主にsoundcloudとBandcampを利用しているのと、Bandcampで本格的にchiptuneタグを追い始めたのが9月位で大体7月以前になるともう全リリース表示してくれなかったのでBandcampに関してはおよそ下半期+α位の範囲で見てます。基本的にオリジナル楽曲とし、カバーは除きます。
またチップチューンかどうかの判断は僕の感覚による独断です。
「こいつはこの辺まではチップチューンと認識してるのか、ふーん」位に
捉えといてください。あとアルバムの紹介と曲単体での紹介が乱雑に
入り乱れますが許して。なるべくアルバム紹介の後に単体紹介になる様に
していますが。時系列ですらないです。

そんで振り返ってるうちにどんどん時間が過ぎていき2月になってしまった
ので、とりあえず公開することにしました。思い出したら追記するかも…

Knasibas - CRY (SAD Edition)

スウェーデンのKnasibasのアルバム。の新録を含むリマスター版。Rural(Chiptune = WIN vol.6収録)が入ってる時点で100点です。
Green Moonと合わせて個人的クナシバスTOP2曲なんですよねこれ。
日本のアニメっぽさを感じるようなメロディと別でやってるメタル
激しさ、切なさみたいのが掛け合わさって最高です…
スウェーデン人ってなんであんなメロディのセンスいいんだろうね。
4月に出してる未収録曲集のFlillerと迷ったけどRuralが本当に好きなので
こっちを掲載しました。CRY聴いていいと思ったら絶対Fillerも聴いたほうが
いいです。

蒲山 - Last Time Alone

石川の蒲山の2ndアルバム。3部構成+ボーナストラックで正気かってレベル
の曲数ながらどれもクオリティに妥協が無く、ジャンルも多彩でうまく
チップチューンに落とし込めてて半端ないアルバムとなってます。
僕はStep to the Skyとさよならの風が好き。しばらくネットから離れてた
けど年明けて無事戻ってきたので安心して紹介できます…
(別に戻らなくても紹介はしたが)

don'tblinkoryou'lldie - Battle Jazz Classics Ⅱ

オリンピアのdon'tblinkoryou'lldieがCheapbeatsからリリースしたアルバム。
1月1日リリースで年明け1発目のナイスなチップチューンです。
腕を、声を上げたくなるようなエネルギッシュなパワーロックが炸裂。
チップロックを作らせたらDBOYDが最高。Our Turnの1分くらいからの
畳みかけ、そして静かにメロディが入るまでがかっこよすぎます。
CD買ったら中にSST2019で会おう!って手紙が入ってて嬉しかった(現地で
会ってskyboxkinoDEFENCE MECHANISMdatacatsらと一緒に居酒屋
行きました)。

Gors - CITY×Pop

ブラジルのGorsのアルバム。日本のシティポップカバー集聴いて感動して
さらにそのエッセンスを詰め込んだオリジナルも出してて二回感動して
しまった奴です。カバー集に関しては楽曲毎にドット絵のアートワークを
用意するほどの熱意。ファミコン拡張音源サウンドが気持ちよく、また
アートワークも本当に素晴らしい。正直これシリーズ化してもっと出して
ほしいですね。

kulor - Nebs 'n Debs

フェニックスのkulor、一応Cheapbeatsからのリリース扱いですが
インディーNESゲーム「Nebs 'n Debs」のOST。Soundchip Saladでも様々な
ハードを渡り歩いてて個人的に結構憧れなんですが、今回はNES版の他にSNES版も収録されていてこれがまたいい。Credits (Enhanced version)が
一番好きなんですけど、それぞれがファミコンサウンドとは違う表情を
見せていて、楽器が指定されたことによるある種サウンドの正解みたいな
ものを提示されている感覚(うまく言えないけど)で楽しみながら聴けた
かなと思います。

Lateralis - MACHINE HURT

正統派(?)LSDjクラブミュージックの詰まったアルバム。スネアの音、
凄くいいけど自作サンプルなんだろうか… 全編通してベースの音作りが
攻撃的でクールだと思います。

Game Genie Sokolov - Insert Disk 02

カナダのGame Genie Sokolovのアルバム。Tokyo Dawnの緊迫したベース
サウンドからドラムが入って流れが変わる瞬間が好き。SokolovのFMの
音作り好きなんですよね。個人的にはWIN=8のContactも良かったです。

:Poin7less - PULSE WAVE RAVE PARTY

韓国の:Poin7lessのアルバム。強烈にエネルギッシュな2xLSDjハードコア。
彼はカバーもめちゃめちゃうまいんですけどそこで培った技法を自分の
スタイルに昇華させるのが上手い印象ですね。ぜひともライブで
大きい音で聴いて爆踊りしたいアーティストです。SST2019来たがってた
けどこれなかったっぽいので2020に期待しています。演者として出て
くれればさらに最高なんですが。

lavande - Songs for Summer

アメリカのlavandeのアルバム。Late Coffeeのイントロの響きなんかもう
それだけで泣けます。必要以上に磨き上げることよりも、作曲自体を
楽しんで作られたトラックはどれも素朴ながら聴きごたえ有りです。
休みの昼過ぎにゆったり聴きたいアルバム。

SUPERSTARS - SUPERALBUM

KUNIO、smallest、ブルボン小林のユニットSUPERSTARSのスーパーな
アルバム。初めて行ったSSTで見てそれはもうめちゃめちゃにかっこよくて
「かっこいいとはこういう事」か~~~となったマッサラサラを始め、
ゲームボーイ×ラップ×文学の相乗効果を惜しみなく発揮した傑作。

potatoTeto - I'll Wait for Your Return

アメリカからpotatoTetoのシングル。歌いだしからのメロディが本当に
好きすぎる。寂しさの中に希望があるような感じの泣けるメロディが
最高です。GB/Cのインディーゲーム「Tobu Tobu Girl」のOSTも手掛けて
いるぽてとたんですが、いい曲書きまくりなので是非チェックしてほしい。

Aethernaut - Mibu Balloons

デンバーはAethernautのシングル。個人的にエイサノートと言えば
Pool Partyだったんですけどこれもすごくよかったです。Pool Partyの
軽快な感じとはまた違うゆったりした可愛いトラックです。エイサノートと
初音ミクのタッグは本当に、いい。実はPool Partyの入ったSummer Jamz
これもCheapbeatsからのリリースです。すごいぞCheapbeats。

CV4 - Memories Of The Letter

ヒューストンからCV4のEP。チップ要素は薄めかもしれないけどギターと
ピアノ、そして矩形波の絡みがとても気持ちいい。夜明けか、日の入りの
海を眺めているような懐かしく、悲しくも優しい曲。
「過去の記憶や友人を思い出してください」との事ですがまさにそういう
曲で構成された素晴らしいEPです。

Lil Sidechain - Grind EP

シカゴからLil SidechainのEP。アニメ感ある声ネタからのギター全開な
Rock n Roll Shawtyが個人的にめっちゃよかった。ギターと矩形波の
組み合わせ、いいですよね。と思いきやテクノっぽかったり4つ打ち
だったり、Future感あるビートだったりと引き出しの多さを感じます。

Moon - Wool Pool

神奈川からwool poolのアルバム。soundcloudに曲上げ始めの時から
完全に良くて「僕の負けです」となり、どうしてもCheapbeatsから出して
ほしくて何とか出してもらったアルバムです。伸びやかで切ないメロディと
メロウなコードの組み合わせの連発で全曲通して本当にいいアルバムだと
思います。僕はMoonが一番好きですかね、バッキングパターンが最高。
あと聴き疲れしない優しい音作りなの、実は結構重要な気がします。
チップチューン、モノによっては結構耳に刺さりがちな奴あるので…

Aka.satana - Two.satana

日本的な旋律センスとゲーム感のあるSEを大胆に使う栃木はあかさたな氏の
2ndアルバム。これからまだ有名になるんじゃないかと勝手に思って
います。本人が意識しているかは知らないけど結構挑戦的な技法も恐れず
取り入れてる気がして面白い。まだ高校生らしいので今後がとても楽しみな
アーティストです。

Giant Chess Men - The Adventure of Schrödinger's Cat

和歌山在住のスコットランド人Giant Chess Menのアルバム。
去年まで存じ上げていなかったんですがハチャメチャにかっこいいトラック
量産してるので個人的にめっちゃSSTとか出てほしいと思っている。
かっこよさ全開の速いのももちろんいいんだけど個人的には
Forbidden Ritualがめちゃめちゃ刺さりました。全体を通してチップサウンド
だけでなくサックスやチェロ、大正琴(!)が入ってくる多彩性もいいです。

Hiccups* - 140mood

シンガポールからHiccups*のアルバム。ベッドルームで聴くのに最適な
柔らかく丸みのあるサウンド。frogとか13秒しかないのに、凄くシンプルな
曲なのに、その13秒だけで即決で買ったアルバムです。音は柔らかいけれど
全体を聴いてみるとベッドルームっぽさだけでなく深い朝霧を連想させる
ような音だったり、エレピが入ってきたりウッドベースが入ってきたりと
変化があります(筆者はエレピが大好き)。でもやっぱり柔らかく優しい。

Millennium Hero - Chiptunes and Moonbeams

バンクーバーはMillennium Heroの1stアルバム。拙作CHIPSCAPE
Nighty Night Storiesが制作のきっかけになったらしく名指しで言及された
事に誇りを持つとともに僕からも感謝をします。それを抜きにしても
最高のメロディで構成された良作。夜をイメージした作品は基本いい
ですからね、ほんとに。Stardustの優しい月夜もいいけれどTokyo Lime Cola
の懐かしいアニソンのようなメロディも大好きです。

SoundSync5000 - The Captain Syncs With The Chip: 2019 Recap!

SoundSync5000の2019年の作品をまとめたアルバム。Rhythm of the Rowboatsの湖を揺蕩う感じがとても好きです。普段から他ハードのゲームの
NESカバーとかやってるだけあってゲームっぽい音使いが特徴的かなと。
Life's Pretty Beachin'の拡張音源サウンドなんかもめちゃめちゃいいです。

小林研究所 - CHIPLENS

大阪の小林研究所のEP。僕もメロディにかなり重点を置いてやってますが
こばらぼさんのメロディは本当にいいです。今作では特にVoiceの寄り添う
様なメロディが染みました。勝手な印象だけど僕のスタイルよりも、より
シンプルなゲームボーイサウンドを聴かせるのが上手だなといつも
思ってます。台数の違いとかではなくて構成と音作りが上手。
SST2019後夜祭にてようやくお会いする事が出来、また同じステージで
プレイできたことがとても嬉しかったです。

Moment Dreams - Precious Metal

サスカトゥーンのMoment Dreamsのアルバム。濃密な水流のような、広く
深い空間を感じる音の集合。特にトラック3、4の進行の移り変わりに神秘性
を感じていいと思います。

hydden - WonderSwan Sound Etude EP Vol​.​1

東京はハイデンのEP。FC音源のイメージが強いんですが今作はなんと
ワンダースワンチップチューン!どのトラックもメロディがいいし熱い。
氏の作品の中で一番好きかもしれないです。
.wsc(実機用ROMファイルかな)とMMLの特典付。
WSの音結構好みかもしれない。制作環境へのハードルが高いけど…

nu11 - Running Out Of Time

ロシアのnu11のfamicompo pico 4エントリー曲。文句なしのかっこよさ。
2019年一番かっこよかったチップチューンは俺はこれだと思うよマジで。
48秒からの展開が泣くほど熱い、最高。まっすぐでエネルギーに溢れながら
も途中変拍子が入ったりとテクニカルな部分もあり全編通して非の
打ちどころがないです、優勝。

RRThiel - The Occupied Garden

RRThielの秘密のプロジェクト用の楽曲群から。このシリーズの曲群全部
クオリティが高くて早く何かの形で出されないかなと願っています。
RRThielの分厚い打ち込み音が僕は好きでよく聴く(筆者はN163が好き)。

Bryvox - Monkey Mountain

Chorizo: Monkey Mountain Holiday!(フリーゲーム)のOSTからメインテーマ。
トゥワンギー?ていうのか、詳しくわかんないけどストロークのコードに
哀愁を感じる。

ShaChi Jr. - パステルで描いたのは幼い夢の国

https://soundcloud.com/shachijr/zjvswskda7cr

日本はShaChi Jr.の優しいチップチューン。これなぁ~~~…
これほんと良すぎてめっちゃ聴きましたねほんとに。しかもこれ
1時間DTMらしいですしね。この前後に出してるチップチューン系楽曲が
どれもすごく好みなのでそういうのまとめてリリースしてくれると
めちゃめちゃ嬉しいですね、してくれないかな…。

Toni Leys - Orbits

アルゼンチンのToni LeysがDiversity RecordingsからリリースしたEPより。
これ2019年トップクラスに聴いた曲ですね。メインのメロディがすごく
いいんですが泣きそうになるコードと合わさってさらに最高になってます。
僕がCheapbeatsで出してるリリースはいつも彼にマスタリングして
もらっています。いつもありがとうございます…。

Xemogasa - perfect match

フランスのXemogasa。イントロの空気感がよく、ドラムが入ると風の
ような疾走感が足され、それでいて早すぎないので心地よく聴けます。
xm系のチップチューン、音自体はサイン波とかじゃないのに妙な透明感を
感じて結構好きです(xmというか元波形の音によるものでしょうが)。
リバーブのせいだけではないと思う。

Gick Shack - サイコねーちゃん

日本の乳首陥没テクノポップユニットGick Shackの3rdアルバム「敏腕キャトルミューティレーター」から。いや、乳首陥没テクノポップユニットって
何だ。歌詞含めちょいちょい最悪(最高)なので大丈夫な人は是非。
いやでもめちゃめちゃかっこいいからね、僕ギクシャク好きなんですよね。
ギクシャクのブレイクビーツチップチューンはマジで癖になります。
実は自分の中で1回はライブで見たいアーティストの1組です。
ふたなりの幻覚と同じくらい好きかな。ちア出マンとかとも。いや違うか。

tikango - 必殺シュート

https://soundcloud.com/tikango/pkcp9hufw5zy

日本のチカンゴ。音源やスタイルに囚われずいろんな曲を作ってる方ですが
これがとてもよかったです。純ピコピコもすごい上手だけどチップ+α系の
曲も全部いいのである程度曲数たまったらアルバムとかでリリースして
ほしさがかなりありますね…

Rocketchip - Thomas

カリフォルニアのRocketchip。ギター×チップと間違いない組み合わせ
ですがこれはしっとりめなトラック。Zero-Gravity Loveとかの激しいのも
Rocketchipの良さだけどこういうのもまたいいんですよね。逆にそういう
のが聴きたければ今年のリリースだとStrawberry Sunsetsがおすすめ。

かねこきわの - ハートは消えない

岡山のかねこきわのが毎月のテーマとして出してた中の9月のテーマ。
岡山といえばやっほーのイメージが強すぎて優しい曲調を聴いて逆に
感動した、いや別に出身でカテゴライズしても何にもならないんですが。
3分を過ぎたあたりで3拍子の幕間?が入るのもとてもいい。そこから
また戻ってくるのもちょっとゲームっぽさを感じます。転調後のジャズ
テイストが入ったと思ったらマリオのスターっぽいラテンっぽい曲調に
なり一気に駆け抜けるのがすごかった。

HaL_Bits - Inkblue Man

福岡のHaL_Bitsことはるはびの私主催のチップチューンコンペPICOTRAX
提出曲。繰り返すメロディがパートごとに音の区切りが違ったりして
手が込んでて飽きさせないです。僕はあんまこういうのやらないから
素直に凄いなと思います(今度やってみようかな)。はるはびさんは
End Rollで知ったんですけどいいメロ書かれるので是非聴いてください。

suguruka - LOVE never forget us

名古屋のsuguruka。suguruka先生のきらびやかな音作りにDPCMのピアノ
コードが乗っかってエモさが増した曲。繊細でかわいい音ながら奏でられる
メロディはとても切なくて優しい。チップチューン、単純波形で
作られているのに楽曲スタイルとは違う「音」に個性でるアーティストが
一定数存在してて僕もそれを目指しているんですがsugurukaさんは間違い
なくその一人ですよね。いつか対ピコしましょうって言ってからもうだいぶ
経つんですけどなかなか実現しないのでそろそろどっかのイベントでご一緒
にピコらせて頂きたい。

Misato DX4 - Ambition

メガドラチップチューン、単純に音作りに因るものだとは思うんですが
好きなのとそうでないのがあって、これはマァ~ドンピシャに好きですね。
バトルマニア大吟醸のきらびやかなサウンドとか聴くと僕もやってみたく
なるもんな…今はちょっとやる事多すぎて手が出せませんが。
少し懐かしいアニソンのようなさわやかかつキメでエモくなるめちゃ良曲。

夏目間風 - パラ氷

日本の夏目間風。チップチューンというよりエレクトロニカ感が強い
気もしますがこの曲ならチップチューンとしてよいと思うのでよしと
します。させてくれ。相対性理論ミーツチップチューンといった感じで
僕は元々理論やタルトタタン、要するに真部脩一的メロディが好きで、
さらにそこに電子音要素が強めに入ったような夏目さんのスタイルはもう
聴いて2秒でナニモンとなりました。そっからもうファン。チップ要素強め
の楽曲を集めてEPとか出してくれないかな、どうかな。

Yoann Turpin - Sunny Sunny Disco

フランスのYoann Turpin。今年も何枚かアルバムだしてるんですけど
一番聴いたのがこれなので一曲紹介で。イントロから楽しさ溢れる
ファンキーな滑り出し。カバーアートと相まって朝聴くと元気になれます。
1分40秒あたりからのメロディとそこからのソロパートの暴れ具合が
最高過ぎます。

Karl Brueggemann - Date with Density

ミネアポリスのKarl Brueggemann、Chiptunes=WIN vol.8収録曲。
WIN8の中で一番刺さった曲がこれです。ゆったりエモフュージョン。
FMのキラキラした音で奏でる切ないメロディが刺さりまくり。
こちらも今年アルバムも出しているので好きな方は是非チェックを。

HotoCake - Oh! Swing!

日本のHotoCake。ジャズ好きによるチップチューン。名義変わる前の
練習曲シリーズも好きで、しばらく更新なくて消えてしまったのかと
思いきやとりあえず復活してくれたので僕は嬉しい。そして当時の曲より
ジャズの影響を色濃く見せるチップチューンとなった。そしてN163…!
(筆者はN163が好き)

あひる - ポップコーンパーティ!

日本のあひる。EP収録曲なんですが動画と合わせてみてほしいので
一曲紹介で。あひるさん、曲もいいしドも打てるし動かせるし最強すぎる
んだよな…。

Kshiraki - Holiday Girl

https://soundcloud.com/kshiraki/holiday-girl

神奈川のKshiraki。アニメやゲームのエンディングのようなかわいくもどこか
切ないような曲。コードが、コードがね~、いいんですよね…。
チップチューンメインでやってる人ではないんですが作曲力が非常に高く、
僕はもっとチップチューンもやってほしい。

maak - Breeze 2608

日本のmaak。これはもうイントロでやられました。頭のベースもいいし、
何より15秒からのリードがめちゃめちゃエモいです。Bamboo tracker僕も
これ聴いて面白そうだな~と思ったけどトラッカー云々よりFMが全然
わかってないのでやる前から挫折しています。maakさん自身が書かれた
チュートリアルもあるので興味ある方は是非。

Révolu - 『Yume』

ニューヨークのRévolu。僕がチップチューン始めたての頃から親交が
ある1人。彼がよく使うピアノコードのサンプルがN163風?なザラついた
音になっててすごく好きです。アートワークもそうだけどRévoluの曲は
雨を連想させる曲が多くて、でもそれがネガティブな感じじゃなくてそこが
またいいと思っています。

tom_atom - IIKA-IKA

名古屋のトムアトム。とんでもないチップフュージョン…。
純チップチューンというよりはテクノフュージョンスタイルが多い印象
なんですけどそれ故か音の引き出しが多くて、でも音の面白さじゃなくて
純粋に曲が気持ちいいんですよね。メロディとコードが。フュージョン
やってる人のコード感は本当に気持ちいいので見習いたいです。

H-Mister - Starchaser

イギリスのH-Mister。美しいメロディと拡張音源サウンドがたまらない。
エネルギッシュなドラムとの対比もいいと思います。後ろで鳴ってる
コードも各パートで表情を変えまくっててエモい。

最後に

僕も9月に3rdアルバムを出しているのでよろしくお願いします。
まとめに自分のアルバムだすのもアレなんでと思ったけど別枠にすると
それはそれで宣伝っぽくなってしまいますね。でもいいアルバムなんで
是非聴いてみてください。アルバムに関しては以前解説してるので
ここでは紹介だけ。

もちろん今年もアルバムだす予定はあるので出たらまたよろしくです。
あと今年はちゃんと1月から各リリース追ってるのでちゃんと1年分まとめ
られるように頑張ります。最近Soundcloudを逆にあんまり使ってないなぁ…

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