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Vol.22 勝利を呼んだ駆け引き。

遅まきながら、皆様あけましておめでとうございます。
年が明けて早々、大きな災害や大きな事故等々起きていますが、何らかの形で巻き込まれてしまった方々におきましては、どうか被害や心労が最小限に留まります様、僭越ながら祈念申し上げます。


さて…この正月三が日で(災害・事故等々のニュース以外で)私の印象に残ったのが、『第100回東京箱根間往復大学駅伝競走』こと『箱根駅伝』の ” 往路3区 ” の首位争いです。
「首位をひた走る駒澤大学の佐藤圭汰選手を、2位で襷(たすき)を受け取った青山学院大学の太田蒼生選手が追う」という形で、3区の首位争いはスタート。
ちなみに佐藤選手(駒澤大)は箱根駅伝を走るのは初めてであるものの、10000メートルの記録は太田選手(青山学院大)を上回っていて、当日の調子も万全。…のはずが、コースを熟知している太田選手が猛然と追いかけた結果、あれよあれよという間に佐藤選手の背後に張り付き、長いスパンで揺さぶりをかけ、最後には一気にギアを上げて抜き去るという、圧巻のレース展開!
私の様な、陸上競技に疎いド素人が見ても
(駅伝や長距離走においては)速さだけでなく、駆け引きによっても勝敗が分かれる』
…という事が伝わった瞬間でした。

名勝負を見せてくれた、太田・佐藤両選手には盛大な拍手を送りたいです。

それでは今年初の、締めの「吃音短歌(注1)」

かめはめ波 撃つかのように 踏みしめて それでも出ない 「こんにちは」の「こ」

【注釈】

注1)吃音短歌

筆者のハンディキャップでもある、吃音{きつおん}(注2)を題材にして詠んだ短歌。
この中では『「吃音」「どもり」の単語は使用しない』という自分ルールを適用中。

注2)吃音(きつおん)

かつては「吃り(どもり)」とも呼ばれた発話障害の一種。症状としては連発、伸発、難発があり、日本国内では人口の1%程度が吃音とのこと。

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