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もっと光を…


皆さま、いつもお読み頂いてありがとうございます。<(_ _)>
「もっと光を…」は、文豪ゲーテがこの世を去る際の最後のつぶやきだったと聞いたことがあります。


この夜空、東京での仕事を辞め、故郷にUターンして来ました。
もっとも、まだ荷物の大半は東京に残しているのですが、最低限「この子たちだけは死んでも捨てられない」1番・2番の宝物を持って故郷に戻りました。


その宝物のひとつは音楽CDで、バッハの「教会カンタータ全集」です。

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裏面はこんな感じです。

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作曲家:ヨハン・セバスチャン・バッハ
題目 :教会カンタータ全集
指揮者:グスタフ・レオンハルト & ニコラウス・アーノンクール
演奏 :レオンハルト・コンソート & ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス


ここには大バッハの教会カンタータが全部で200曲位収録されています。
全集は10巻からなっていますが、第1巻はこんな感じです。

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開けてみると、こんな構成になっています。

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各1巻が6枚組のCDになっており、巻ごとに小さい解説集が収められています。
解説集を見ると、ドイツ語と英語で書かれており、詳しい内容がいまだよくわかりません。(ノ_・。)


今、まじまじと見てますが、やはりとんでもない名盤です。
まさに20世紀の名盤…。(※1)


よくよく思い返すと、このCD全集が手元に来てくれてからすでに20年強が経過しました。
最初は、計画的に全曲制覇を目指し、リストを作って一曲一曲聴き込んで行ったのですが…。
何日もかけてじっくり聴き進めていくうちに、墓場に持って行く曲が出来ました。
夜空が世を去る時に棺に入れてもらう予定のCDが一枚生まれました。


しかし、そこで満足してしまったのか…全曲を聴いていく情熱がいつの間にか薄れてしまいました。(-_-;)


結局、約200曲のうち、約150曲は聴かずじまいで中断しています。
この名盤に対して、なんと中途半端な振る舞い…(^^;)


今、人生のステージがまた変わります。
実家に戻り、聴きこもうと思えば出来る環境になりました。
夜空が少しでも光と愛の存在でいる為に、これらの曲がどうサポートしてくれるか…。
今さら残りの150曲を聴くことがあるかどうか…それとも、特にお気に入りの数曲を何度・何十度も聴きこむか、まだ不明です…。

(保存状態がいまいち良くなく、メルカリなどで売却しても大した値段にならなそうです。と言うか、売れません… (^^;))


ありがとうございます。<(_ _)>


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(※1)
チェンバロ奏者のグスタフ・レオンハルトはカール・リヒターと並び、「20世紀のバッハ」とまで言われる存在です。
(※タイトル画像)
バッハが最後に住んだ都市ライプツィヒの聖トーマス教会です。

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