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【Look back at that day extra edition】

 お酒、酒、どちらでも良いのだが個人的な話に限ってしてみたい。良い思い出と悪い思い出は半々だと思いたい。飲んだことすら忘れている回があるのだからやはり。

 酒で失敗をするのはある意味当たり前だと開き直っている。何といっても酒は薬(ヤク)ではないか。私はその方面の中毒者をあまりよく知らないがヤクは溺れるためにやるのでしょ。気分転換など嘘っぱちに違いない。

 私はお酒に酔うと情動が抑えきれない。簡単に言えば思った(頭の中で描いたことを必ず実行)ことをほぼ100%実行に移す。女性の場合は色恋であり、男性の場合は喧嘩(暴力的な)である。

 一つ良い話を。紹介され何となく付き合った女性がいた。顔も肉体も素晴らしかった。だが、私は羞恥の塊で一歩も前に進めなかった。その膠着状態を救ってくれたのが過度のお酒である。

 〇阪にある高級ホテルのバー、〇〇トンの最上階のラウンジで飲んでいた。膠着状態を打開したいと考えていた私は順調に杯を重ねていた。それなりにお高いのだがそれは情動がはねのける。

 最高潮に情動が高まった私はカウンター越しのバーテンダーに部屋の予約をした。どうせ、テレビか映画で仕入れた知識だと思うが。まあ、そんな勇気が有ったものだ。「部屋は空いてますか」

 カウンターにはルームキーが置かれた。そして私は宣言した「俺は泊まるけど、良ければ一緒にどう」 これをカッコいいと評してよいのか今では自信は無い、その時をベタベタの表現でいうなら9回裏ツーアウト満塁からの逆転サヨナラホームラン。 でしょうね。

 それは良い思い出の一つ。勿論、嫌われたことも多々ある。正気に返った時には2:2の合コンの相手はおらず男と安ホテルで大いびきなどという事もあった。

 結局何が言いたいのかは自分でも分からない。ただ、酒に関して言うならばLook back at that day と綺麗にくくるには私の人生に変な形で絡まりすぎている気がする。

 今も(Now 現在進行形)仕事をサボって飲んでいる。だが、まだアル中ではないようだ。とことん酒を極めたいとも思わないし、禁酒しようとも思わない。

 ある日、冷静に 酒が 私に 何か 意味を 与えてくれたのか 検証しようと 思います。 勿論 飲みながらですが。

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