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「再始動から6年目」~トキワ・ラブストーリーズを終えて~

こんにちは。脚本家のササキタツオです。

トキワ・ラブストーリーズ。無事終演しました。

ご来場ありがとうございました。感謝!!!

 今回のリーディング公演を終えて、しみじみ振り返る。僕が脚本を書くことを本格的に再開してから約6年が経過しようとしている。

 再始動して、一度目の転機は、2019年だった。短編作品をとにかく書き始めた。青春短編声劇「アオイロ」シリーズとして100本の台本を執筆して、実際に音声収録。作品を具現化した。懐かしい。

 2020年2月には作家ユニット《トライライターズ》でリーディング公演を打つ。

だが、軌道に乗りかけてきたところで、コロナ禍の打撃を受ける。

しかし、そんな中で、映像小屋での出会いや、ボイスドラマがきっかけで脚本の仕事をするようになる。

代表作に
ソーイング・ラブストーリー | Hulu(フールー)

などがある。

 そこからは、怒涛のように作品を多数執筆。

 次の転機は、2022年。ずっと送り続けていた公募での受賞だろうか。舞台系の賞を3つ頂いた。

・国立劇場・歌舞伎脚本・奨励賞
・舞台シナリオコンクール2022佳作
・ACE 追憶映画館 新人シナリオライター発掘コンクール 入賞

 その受賞から幅が広がった。2023年・24年にかけては、舞台・舞台・舞台であった。ティーファクトリーの短編戯曲祭、追憶映画館「ポップコーン」、14恋、そして「群青デイズ」の上演。
 
代表作「群青デイズ」はこちらに収蔵。 
群青デイズ | 作品 | [日本劇作家協会] 戯曲デジタルアーカイブ (playtextdigitalarchive.com)

(全国各地の高校での上演も続いている。)

 そして、いま24年7月に一つの節目としてトキワ・ラブストーリーズ・リーディング公演を終えた。

 改めて思うことだが、ひとりでは絶対にできなかった。多くの人との出会い、仲間とみんなで一緒に力を合わせながらやってこれたこと。これが自分にとっては大切であった。


 大変なことも沢山あるが、この道を選んでよかった。


 さあ、ここから自分は次にどこに行くのだろうか。


 まずは、ワークショップを強化したい。去年から始めているワークショップ(読む会・書く会・立ち上げる会・お茶会など)ももっとやっていきたい。研鑽、大事。

 そして、舞台はもちろんのことだが、映画・ドラマもやりたいので、そこの脚本力強化と出会いを求めていきたい。
 
 というわけで、引き続き、仲良くしてくれると嬉しいです。

 よろしくお願いします。

今後の執筆と制作の糧にしてまいりたいと思います。