役者ゴト

noteは労ってくれたり褒めてくれるのが好きです。すぐるです。
前の記事、前の前の記事にたくさんのスキをどうもありがとうございます。

役者活動も早くも7年目に入ろうかとしています。
役者をやってみようかなと思った時はすでにいい歳だったので、人生何度目かの一大決心でしたね、今考えると。

Web制作会社に契約社員として勤務していた頃に、とあるきっかけで撮影のエキストラをやるようになりました。
エキストラ会社さんからお仕事を紹介してもらって、参加してみたい現場があれば書類を出してもらって、呼ばれたり、呼ばれなかったりという手順でしたね。
エキストラを始めると同時に、面倒見て頂いていた方(役者さんでした)に勧めてもらい演技の稽古も受けることにしました。ワークショップというやつですね。(今思えば、たぶん多くのエキストラ事務所がこんなふうに声をかけてワークショップ受講生を集めているのだと思います。)
このエキストラの現場とワークショップで教えてもらう「演技」というモノ、これが自分の中でなかなか面白くて刺激的だったのでしょう。だいぶ長いこと続き、いろんなテレビドラマや映画の現場に参加させてもらいました。

お世話になっていたその会社は、エキストラ部門と、もう1つ役者部門があったんです。エキストラを始める頃に面倒を見て頂いた役者さんはこの役者部門所属の方でした。その方が「すぐるさんのことはウチのマネージャー達はもう皆が知っているので、所属のオーディションを受けてください。一緒に所属俳優としてやっていきましょう。」と声をかけてもらいました。

オーディションを受け、ありがたく合格を頂いたのですが、所属するかどうかはちょっと悩みましたね。所属しながらWeb制作会社の契約社員を続けるということは様々な問題があって難しかった。これまでのような生活も送れなくなるかもしれない。
それでも、この一度きりの人生?なんのご縁か、芸能事務所に声をかけて頂いて。役者やってみたかったんです。

「役者をやってみたいので辞めさせてください」と会社に相談したところ、まあ止められました(笑)。そんな甘いもんじゃない、とか、まともな事務所なのかソコは、とか心配して頂いて。

自分の意志が固いことを汲んでいただき、勤務のシフトの融通の効くパート契約にして会社の仕事も続けさせてもらえることになりました。とても良い会社でした。

役者活動は、ガチで甘くはなかったです(笑)。8ヶ月くらいほとんど仕事をもらえなかった。自分の力不足です。
オーディションもさっぱり引っかからない。
「オーディションなんてどうせ受からない」と半ば不貞腐れ気味になってしまっていました。
が、それで肩の力が抜けたのか、ちょっと大きなCM案件のオーディションで決定を頂きました。
新潟の長岡で泊まりでの撮影に参加しました。往復の新幹線とホテルは制作会社さん持ちです。とてもワクワクして嬉しかったことを覚えています。

「あっ。オーディションて受かるんだな」と、考えを改めましたね(笑)。
それからは少しずつオーディションで引っかかるようになり、再現ドラマなどで少しのセリフをもらえるようになり、どうにか役者みたいなことをやらせてもらえるようになってきたかな、といったところです。

それからも色々あって、Web制作会社は退職しました。
アルバイトをしながら、「役者」にしがみついています。いつまで持つのか、まあ行けるとこまで行くかって感じです。

芸能事務所はたくさん有るのでしょうが、自分は今の事務所しか知らないです。なんですけど、今の事務所好きだなぁ。
たぶん小さい事務所だけど、小さいのにマネージャーさん達は必死で案件持ってきてくれるし、役者さん達はみんな魅力的で渋くて可愛い(笑)。
まず1人でいいから誰かバカ売れしてほしい(切実)!
事務所の名前が売れてほしい。

あっ、
ちなみに事務所の名前は「アンカット」といいます。
よろしくお見知り置きください。

長くなってしまったので今日はこの辺で。

明日書くことは決まっていませんが、何か書きたいと考えています。
それでは、また明日もお元気に。

すぐる

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