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変化に強くあるために…

突然の雨や、雪。あるいは、約束していたことが全部キャンセルなど、世の中生きている限りは「突然の出来事」は何かしら起こります。それは避けられないもの。だからこそ、どんなときも「変化」に対して対応できることを「是」として生きていくしかないのです。

1、空模様は移ろいやすい

変化で誰もが体感するのが「天気」でしょう。天気予報が晴れだったのに、いきなりスコールのような土砂降りにあったり、雨模様だったのが雪に変わったり…私達人間が、どんなに優れた技術やノウハウを持ってしても、「空模様」だけはどうにもなりません。

だからこそ、この「変化」は「あるもの」として受け入れる。それが心の安定と、生きる上での持続性を担保するための最良の方法と言えるでしょう。

例えば、外出するのであれば「傘」を持っていく。さすがに長い傘では手荷物になりますから、折りたたみ傘を常にバッグに入れておく。予め降る確率が高いなら、靴も濡れてもよいものや雨が染み込まないものにしておく。そうした備えをするだけで、「いざ」というときに、心乱れることなく対応できる。

これは「心構え」次第のような気がします。昔、自分自身を振り返っても、点につばを吐くような気持ちでいたことを思い出します。

雨が降れば、服が濡れる。かばんが濡れる。靴が濡れる。雨が靴下に染み込む。ぐちゃぐちゃする。気持ちが悪い。雨なんて世の中からなくなればいいのに…そんなふうに、天気と逆らう気持ちだった子供の頃。でも、どんなに嫌っても、何度も何回も雨ややってくるのです。

いい加減、諦めました。というか、心構えを変えたのです。服は濡れてもいいように、薄手の撥水加工されたコートを用意しておく。折りたたみ傘は天気関係なく外出するときは常に持ち歩く。濡れたとき用のミニタオルも持ち歩く。持っている靴は、できる限り「ゴアテックス製」の染み込まないタイプにする。

こうして、雨模様に対して「対応」できる準備をしたら、雨は全く怖くなくなりました。雨が降れば、傘をさす。ただ、単純なことを面倒くさがり、避けていただけだったのです。

今では、靴も防水加工なので、スニーカーも、ブーツも、革靴も、ゴアテックスです。これがあれば、全国どこにいっても怖くない。そういう気持ちの余裕ができたことは、嬉しい産物でした。

2、予定や約束を変える人がいる

天気とは違うものの、どうしても存在するのが、「予定を変更する人」です。おそらくですが、本人の調整不足と、周りにいい顔ばかりして、予定が重なり、どうにもこうにも、毎日調整調整の嵐。そうして、そのとばっちりが、こちらが予定したスケジュールにも影響する。

そんな人と付き合わなきゃいいじゃないか、と思うけれども、やっぱりその人を通してやらねばならぬこともある。だから、これも「対応すべき」変化なのですよね。

でも、流される一方では、こちらのストレスと負担が一方的に貯まるだけ。一時期は人柄よく、こちらもやっていたのですが、長く経験していくと、「あれ、これ、自分だけが損してるんじゃないのか?」と気付き、改めることにしました。

「予定を変更するに人には、こちらができないことはキッパリ断る」

これです。動かせない予定や、待てない時間は、はっきりとこちらも主張する。これで50対50のイーブンです。

「時間変更してくれないかな?」

「あと1時間までです」

そうやって、こちらとしての線引をすることで、振り回されることは遥かに減ります。先方にボールを返してしまえばいいのです。

3、お金をもらい損ねないように!

同じように、契約や約束を反故にする人もいます。これが厄介なのは、自分が仕事を受ける側で、先方が発注する側。立場としては弱く、確かに、下請法などで保護されるような風潮にはなってきましたが、正論で突き返しても、以後の関係と仕事がなくなるだけ。ただ、闇雲に「相手を攻める」のでは、効果も成果もないのです。

これには、予め、Bプランを用意しておくことが得策です。もし、この話がなくなったら、代わりの話を詰めて置く。代金改修がされないと困るなら、分割や月毎に変える。そうやって、保守的にすすめるしか、方法はないのです。

そして、交渉においても、ただこちらの提案をするのではなく、2択方式で、金額VS時間など、どちらのメリットにするか、という提示の仕方をして、あくまで「メリットの選択だ」と相手に思わせることも、交渉を優位に進める上で大切です。

自分の身は自分で守るしかない。守らない相手を攻めるよりも、守るべきは自分。世の中には、起こるべくして起こる変化や、起きなくていい変化など、「突然」にあふれています。

もし、自分自身を心安らかに仕事も生活もしたいならば、やっぱり「変化に備える」ことがいちばん大切な気がしています。

今日も、空模様変わりそうですね。

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