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ゴードン&マクファイル カリラ 2001 19年 ザウイスキーエクスチェンジ向け- GORDON&MACPHAIL CAOL ILA 2001 19Y 57.6% FOR TWE

ここは読み飛ばすセクション

どうも僕です。いつの日からかバーで飲むことを"バー活"と呼んだりすると思うんですが、少々調べてみると、どうやらハンバーガーを食べることも"バー活"と呼ぶらしいんですね。ふと自分自身を振り返ってみると、僕自身はよく行くバーで高頻度でハンバーガーを食べたりするわけです。ということは今まで僕自身がやっていたことは"バー活"ではなく、"バーバー活"していると言うことになるわけですね。ん?"バー活バー活"かな、それとも"バーバー活活"かな、あるいは"活活バーバー"かな。そんな産みの苦しみを乗り越えて今日も飲んでいます。香ばしいですね。スモーキーですね。ピーティーですね。カリラですね。

今夜もすこっつだけお付き合いください🥃

本日のドラム

今夜は、ゴードン&マクファイルからThe Whisky Exchange向け
「カリラ 2001」をテイスティングしていきます。

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ゴードンアンドマクファイル
アイラ
カリラ 19年(2001-2021)
ファーストフィルバーボンバレル
57.6%

今回はイギリスの超有名酒屋The Whisky Exchenge向けに詰められたカリラの19年熟成です。カリラもヤングカリラという言葉があるように最近のボトラーからのリリースは12年以下の若いものが多く、それはそれで良いものもチラホラあるようですが、個人的には正直わざわざボトルで買うほどのクオリティを感じたことがほとんどないです。

そもそもカリラ自体も実はあまり好みではなく、82あたりの熟成感のあるものを除いてはわざわざボトルで抱えて飲むことは無かったのですが、このTWE向けのカリラ、19年と中熟に差し掛かるスペックで、且つテイスティングコメントがなんだかそそられるものだったので、たまには試してみるべきカリラ(かしら)と思い個人輸入で引っ張ってみたものです。

ってことで、スランジバー🥃

テイスティングコメント

Nose:アプリコット、出汁、シトラス、リンゴ、蜂蜜、麦の旨味、焼き菓子、ややアルコールのアタック、柔らかく炭、桃のど飴

Palate:麦の甘み、ブラックペッパー、パイナップル、柔らかく炭、奥にアプリコット、桃タルト、加水でよりアプリコットや桃感が強くなる

総評

「かなり美味しい」

まず最初に申し上げると近年リリースの中では群を抜いていると思います。もちろん80年代以前の熟成感のあるものと比較すれば、これよりも美味しいと思えるものがあるとは思いますが、昨今そういった長熟リリースも少なく、仮にリリースがあってもこのボトルと同じ価格で買えるかと言うとまず無理で、倍では済まないと思います。

そんな中、まさに今まだ約2.5万円で買えて、香味共にバランスに優れた心地よいピートと出汁感、強過ぎない灰、アフターにかけて出てくるギュッと凝縮した桃系の甘みが舌に残るこのリリースは素晴らしいと思います。

こういった今買えて、明らかに群を抜いているリリースにこそ"超美味しい"を付けたいと正直思いましたが、現時点ではまだその域には無く"かなり美味しい"に留めました。しかしながら、経年で期待できる香味を持っていると感じますし、前述した通りカリラが刺さらない僕でもこのカリラなら一本抱えて飲みたいと思える、自分の中のカリラの位置付けを一段階上げてくれる素敵なカリラでした。

カリラ好きには間違いなくオススメですし、カリラが刺さらない人でもバーで見かけたら試す価値のある一杯だと思います。

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