コッツウォルズ ピーテッドカスク - COTSWOLDS PEATED CASK
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どうも僕です。すっかりコッツウォルズにハマってしまっている僕です。完全にコッツウォルザーです。ちなみにコッツウォルズはイギリスのざっくり言えば真ん中くらいにある可愛らしい街並みの地方なんですが、よく考えたら僕自身、学生時代に半年間コッツウォルズに程近いバースって言う街で遊んでたことがありまして、当時はまだコッツウォルズ蒸溜所は無かったわけなんですが、なんとなく、勝手に、縁を感じている次第です。
あぁ、海外旅行したい。もうこのご時世海外旅行する手段は一つ。ワクチソをアームにインアウト&インアウトしてワクチンパスポートなる印籠をゲットし、それをありとあらゆるシーンで見せつけて、おら!ファイ○ザーのRNAを身体に取り込んだ人造人間だぞ!とマスク越しにシャウトするしか無いわけです。イモトのWi-Fiを持ち歩かなくても直接RNAが5Gをキャッチして世界と繋がる世界が待っている!そういう説があるとか無いとか。さぁ数年後、数十年後、答え合わせが楽しみですねぇ。
今夜もすこっつだけお付き合いください🥃
本日のドラム
今夜は、ディスティラリーボトリングより、
「コッツウォルズ ピーテッドカスク」をテイスティングしていきます。
DB
イングリッシュ
コッツウォルズ ピーテッドカスク (-2019)
EXピーテッドクォーターカスク
60.2%
マイブームが来ているコッツウォルズですが、今回はピーテッドです。このピーテッドカスク、僕の理解が正しければピーテッドと言いつつ、所謂ピーテッドのように麦芽を仕込む際にピートを焚いているわけではなく、ノンピーテッドと同様の蒸溜を行った上で、スコットランド産のピーテッドウイスキーが熟成されていたピーテッドクォーターカスクに充填して、熟成させることで、ピート風味を樽で味付けしたような造りのピーテッドなんですね。
なので、ピーテッドと言いつつ、強烈なピート感があるわけではなく、一方でクォーターカスクと言う小さめの樽なので、ピートのニュアンスが弱過ぎるわけでもなく、ということで、自分の中で樽使いの上手いコッツウォルズ蒸溜所らしい、意欲的なリリースかなと思います。
ってことで、スランジバー🥃
テイスティングコメント
Nose:アルコールの刺激、潮気、アイラピート、ややヨード香、バナナ、強めのシトラス、時間経過でかなりグラッシー、パイナップル、ややアプリコット
Palate:麦の香ばしさ、柔らかいピート、旨味、長い余韻のあるボディとペッパー、タンニンや苦味、時間経過で奥からアプリコット、ミルキーさ
香りは度数なりのアルコール感はありつつ、潮気やアイラピート、ヨードなどのアイラモルト感、そこにバナナ、シトラスなどのフルーツ、時間経過でコッツウォルズらしい強めのグラッシーさ、ややくぐもった感じではあるがパイナップル、アプリコットなどのニュアンスも出てくる
味も香り同様にアイラモルトっぽいピート、麦、旨味が感じられ、ボディもあるので飲みごたえがある、樽由来のタンニンや苦味もしっかりありつつ、時間経過で奥からコッツウォルズらしいアプリコットがほんのり出てきて、不思議とミルキーさも感じられる
総評
「かなり美味しい」
一言で言えば、面白いです。スコットランド産のピーテッドカスクを使っているとのことですが、最初の印象は圧倒的に柑橘&出汁&ピーティーなカリラ、しかし時間経過で美味しいラフロイグやボウモアに出てくるような黄色いフルーツが舌に残ります。コスパ的に考えればファウンダーズチョイスと同様に"超美味しい"にしたくなるような驚きがありました。
正直ピートを求めるならアイラモルトの方が良いですし、コスパで考えてもアイラモルトのオフィシャルスタンダードと価格差はあまり無いので敢えてこれを選ぶ必要は無いと思います。ただ、このボトルにはこのボトルなりの良さがあって、それはピートがありながらも、アイラモルトの同価格帯には無い個性のフルーティーさを合わせ持っている点です。
酒質がフルーティーなので、ピートのニュアンスがきちんと乗っていながら、アプリコット、マンゴー、パッションフルーツ的なフルーツが奥からほんのり感じられる点は、探してもなかなか無い個性じゃないかなと思います。度数なりのアルコールの刺激、グラッシーさ、樽のビターネスなどはありますが、ヤングアイラにありがちなニューポッティさは無く、コッツウォルズ蒸溜所のクオリティの高さを改めて感じました。
ちなみに度数もしっかりあるので、ハイボールにしてもフルーティーでピーティーな"フルーピー"ハイボールが出来るので、個人的には常備しておきたい一本です。
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